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研究室の取組み 自律移動支援 バリアフリー コミュニティ・ゾーン 道路空間再構築
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歩行空間のバリアフリー化に向けて
 近年、高齢者・身体障害者等の自立した生活を確保するとともに、社会参加を支援することの重要性が増大していますが、高齢者・身体障害者の社会参加を支援するためには、その歩行に伴う身体的・精神的負担を軽減する必要があり、高齢者・身体障害者でも安全かつ快適に歩くことができる歩行環境を提供する必要があります。

 これまでも、歩道の段差の解消や立体横断施設へのエレベーター・エスカレーターの設置など、バリアフリーな歩行空間を提供するための道路整備が進められています。また、平成12年11月にいわゆる交通バリアフリー方が施行され、歩行空間のバリアフリー化がますます進められることになりました。

当研究室では、高齢者や身体障害者等をはじめすべての歩行者に、より安全に、より安心して快適に歩くことができる歩行環境を提供するために、バリアフリー経路に関する情報や道路を横断する地点の位置等の安全な歩行に必要な情報を提供し、情報によるバリアフリー化を図る歩行者ITSの研究開発を行っています。
道路空間高度化研究室における研究
 歩行者への情報提供を効果的に行うためには、歩行者がどのような情報を必要としているかを詳細に把握する必要があります。そのため、当研究室では視覚障害者や下肢障害者・高齢者を対象として、アンケート調査やインタビュー調査、歩行追跡調査を行い、歩行中に必要な情報の内容やタイミングなどの情報ニーズに関する調査を行いました。

  ●歩行者の情報ニーズ調査結果の概要

1.視覚障害者が情報を必要と感じるのは、構造が複雑な大規模駅や地下街
2.車いす使用者にとってはバリアフリー移動ルートが重要 
     ・歩道の幅員
     ・段差・階段、エレベーター・スロープの有無
     ・経路上の車椅子対応トイレの有無     など

3.最も危険と感じるのは転落すること  
視覚障害者が危険を感じる場面
 ・蓋のない溝や池・川があるとき 91.0%
 ・工事箇所があるとき 88.1%
 ・横断歩道に信号がないとき 79.1%
車いす使用者が危険を感じる場面
 ・階段・段差があるとき 88.6%
 ・勾配や坂がきついとき 81.8%

4.教えて欲しいのはトイレや交通施設に関する情報
視覚障害者が教えて欲しい施設
 ・バス停 82.1%
 ・トイレ 80.6%
 ・ 77.6%
車いす使用者が教えて欲しい施設
 ・トイレ 76.1%
 ・ 61.4%


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道路研究部 道路空間高度化研究室

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