道路の利用方法の多様化
道路空間高度化研究室における研究
1)道路空間再構築手法
2)ドイツにおける再構築事例
エア・エアケンシュヴィック
ムッフ
ヘネフ
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道路の利用方法の多様化 TOP |
| 少子・高齢化、環境問題、IT革命、都市再生問題などの社会的課題の変化とともに、道路の果たすべき役割も変化しています。また、今後、投資余力は減少する一方、既存道路ストックの老朽化に伴う維持管理・更新の機会は着実に増大していくことが見込まれています。こうした社会的状況の変化の中で、道路をどのように利用していくのか、既存の道路空間の有効な利用、活用を進めていくことが必要となってきます。 |
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| 1)道路空間再構築手法 |
都市型社会での、望ましい道路空間やネットワークを実現していくために、これまで蓄積されてきた道路ストックの有効な利用、活用といった使い方の研究を行うものです。
少子高齢社会、環境保全型社会等、社会の変革・時代の流れの中で道路の持つべき役割・機能は、変化しています。その変化・現状を評価しながら、今後の道路の果たすべき役割・機能を分析した上で、道路空間のあり方、再構築のための方法等について、調査研究をはじめました。
道路の面のみならず上下空間、隣接地域も含めた道路空間の利用・活用のあり方について、従来の考え方にとらわれることなく、新たなニーズに対応してより効率的・総合的に対応できるよう、外国での事例も参考にしながら、幅広く研究を進めていきたいと考えています。 |
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幹線系道路での再構築のイメージ(車線の削減と歩道拡幅)
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非幹線系道路での再構築のイメージ(コミュニティ・バスとの連携)
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タイムシェアリングによる再構築のイメージ
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| 2)ドイツにおける再構築事例 TOP |
エア・エアケンシュヴィック |
●背景・経緯
エア・エアケンシュヴィックは、ルール工業地帯の北東に位置する人口約3万人の都市です。当市では、生活の質を高めることを目標に、交通の量的・質的改善や都市との調和を考慮した道路空間づくりに取り組んでいます。ここでは、都市中心部の広場(ベルリン広場)に位置した四肢交差点がロータリー交差点に改築されました。 |
●具体的対策等
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大規模な交差点をロータリー交差点へと改築(右写真)。これにあわせて、交差点内で従来車道であった空間を広場、カフェテラス等、人が利用できる空間へと振り分け。 |
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広場と周辺での修景。舗装材による広場内デザインの統一化。 |
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広場内空地への駐車施設の配備。 |
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歩行者の横断を容易にするため、道路に中央帯を設置。 |
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改築後のロータリー交差点(エア・エアケンシュヴィック)
(州道Landesstrasse 798号線)
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ムッフ TOP |
●背景・経緯
ムッフは、ボン近郊に位置する比較的小規模な集落です。ここでは、幹線道路の両側に家並みが張り付く形で集落が形成されました。しかし、集落内を通り抜ける自動車交通が問題視されはじめたため、自動車の走行速度の抑制等により、歩行者等の安全や道路横断の容易さ、集落としてのまとまりなどを目標とした道路空間再構築が実施されました。 |
●具体的対策等
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集落の入口において、舗装の色や種類を変化させて、集落が始まることを明示。 |
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車道とそれ以外で舗装の色や材料を違えて、両者を視覚的に区分。 |
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沿道建物を移設せずに、それを活かして道路に狭さくを構成(右写真)。 |
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沿道建物から道路への出入口には、歩行者が誤って車道にまで踏み入らないように、高さ80cm程度の側壁を設置(写真の左側歩道)。 |
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停車帯の設置と、それ以外での駐車規制。 |
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景観に調和した路面素材の使用、植栽の配置。 |
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沿道建物と狭さく(ムッフ)
(連邦道路Bundesstrasse 56号線)
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ヘネフ TOP |
●背景・経緯
ヘネフは、ボン近郊に位置する人口約3万人の都市で、その中心市街地を迂回するように4車線のバイパスが建設されました。これにより市街地を通過していた幹線道路の交通量が減少し、この道路の主な役割は、「自動車交通の処理」から「歩行者や自転車の通行、沿道商店街のまとまり支援」へと変わりました。そこで、この3kmの区間について、道路空間の再構築が実施されました。 |
●具体の対策
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商業地区では中央帯を配し(車道との高低差は設けない)、自動車の速度抑制と歩行者の横断を補助(右写真)。 |
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旧来の邸宅がある区間では、邸宅の配置を活かし、道路を蛇行させて自動車の速度抑制に活用。 |
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市街部入口にはロータリーを設置して、これ以降が市街部であることを明示(ゲートとしての効果の確保)。 |
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停車帯の設置。 |
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車道とそれ以外で舗装の色や材料を違えて、両者を視覚的に区分。 |
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修景による、沿道景観との調和。 |
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歩行者横断を考慮した中央帯(ヘネフ)
(連邦道路Bundesstrasse 8号線)
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