河川構造物管理研究セミナー 開催報告

開催日時 平成30年3月12日(月) 13:15 〜 16:40
会場 霞ヶ関中央合同庁舎3号館10階会議室
参加人数 約180名
パンフレット PDFファイル(263KB)
主催 国土交通省 国土技術政策総合研究所  国立研究開発法人 土木研究所
後援 (公社)土木学会  (一社)建設コンサルタンツ協会
(一社)日本建設業連合会   (一社)河川ポンプ施設技術協会
その他 土木学会認定CPDプログラム

【セミナー概要】

セミナーの概要を以下の通り報告いたします。

【特別講演】CIMを活用したインフラの維持管理、その展望     
熊本大学大学院(特任教授) 小林 一郎

 i-ConstructionとCIMの関係、CIMの概念、合意形成におけるCIMの役割とともに、その具体の実践例についてご講演頂きました。
>>配付資料(PDF:4.5MB)
これからの河川管理     
国土交通省 水管理・国土保全局 河川環境課(河川保全企画室長) 齋藤 博之

 施設や予算現状を踏まえての河川管理における新たな取組、また、洪水予測の高度化などの危機管理における最新の取組の紹介をして頂きました。
>>配付資料(PDF:3.9MB)
1.CIM 活用に向けた取組    
国土技術政策総合研究所 社会資本マネジメント研究センター
(情報基盤研究室主任研究官) 青山 憲明

 H24年度からの試行業務とともに、国土技術政策総合研究所における研究、国土交通省(本省)で進められている施策、CIM導入による要領・基準類の改訂について紹介を行った。
>>配付資料(PDF:5.0MB)
2.三次元地形データの河川管理への適用    
国土技術政策総合研究所 河川研究部(河川研究室主任研究官) 福島 雅紀

 河川管理において想定されるCIMの活用場面、期待される効果について説明するとともに、UAVレーザ測量成果等の3次元データの河川管理への適用事例について紹介を行った。
>>配付資料(PDF:2.9MB)
3.ゴム引布製起伏堰(ゴム堰)のゴム袋体損傷と維持管理    
国立研究開発法人 土木研究所 技術推進本部(先端技術チーム主任研究員) 中島 淳一

 ゴム引布製起伏堰の全国での利用状況、損傷事例ともに、損傷検知手法の検討事例、状態監視予防保全の考え方について紹介を行った。
>>配付資料(PDF:1.5MB)


 年度末のお忙しい時期にもかかわらず、約180名の方にご参加いただき、盛況のうちにセミナーを終了することができました。ご参加いただいた皆様、当日の発表された皆さま、大変ありがとうございました。

(文責:河川構造物管理研究タスクフォース 事務局)


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