河川構造物管理研究セミナー 開催報告
開催日時 |
平成26年2月27日(木) 13:00 〜 16:30 |
会場 |
公益社団法人土木学会 講堂(2階) 東京都新宿区四谷一丁目外濠公園内 |
参加人数 |
約100名 |
パンフレット |
PDFファイル(265KB) |
主催 |
国土交通省 国土技術政策総合研究所 独立行政法人 土木研究所 |
後援 |
(公社)土木学会 (一社)建設コンサルタンツ協会
(社)日本建設業連合会 (一社)河川ポンプ施設技術協会 |
その他 |
土木学会認定CPDプログラム |
【セミナー概要】
セミナーの概要を以下の通り報告いたします。
冒頭の挨拶では、国総研 河川研究部長の鳥居謙一より、河川法の改正やそれに伴う社会情勢の変化、今後の維持管理の重要性について紹介しました。
1.【特別講演】 「都市高速道路におけるデータベースの構築と今後の展開
〜戦略的なアセットマネジメントの取組み〜」
日本高速道路インターナショナル株式会社 (審査調査部 審査調査チーム チームリーダー) 坂井 康人
特別講演1では、日本高速道路インターナショナル株式会社 審査調査部 審査調査チーム チームリーダーの坂井康人様から、
維持管理・更新の第1歩として重要なデータベースに関して、阪神高速道路株式会社で現在行われている点検・補修等のデータを蓄積したデータベースを
日常の維持管理から経営マネジメントまで活用している事例を紹介して頂きました。
>>配付資料(PDF:3.77MB) |
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2.【特別講演】 「英国のインフラ維持管理とISO55000sの導入」
株式会社三菱総合研究所 (社会公共マネジメント研究本部 主席研究員) 竹末 直樹
特別講演2では、株式会社三菱総合研究所 社会公共マネジメント研究本部 主席研究員の竹末直樹様から、
今年1月に発行したアセットマネジメントの国際規格であるISO55000sのポイント及び日本への導入可能性、
さらに英国におけるインフラ維持管理の現状について紹介して頂きました。
>>配付資料(PDF:4.93MB)
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3.河川分野における維持管理の現状
国土交通省 水管理・国土保全局 (河川環境課 河川保全企画室 課長補佐) 安部 宏紀
水管理・国土保全局 河川環境課 河川保全企画室の安倍宏紀 課長補佐からは、
河川堤防や河道の維持管理の現状を紹介いただくとともに、
水管理・国土保全局が行っている戦略的維持管理に関する取り組み(「適切な点検・保全」や「新しい技術の導入」等)について紹介して頂きました。
>>配付資料(PDF:3.16MB) |
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4.河川構造物管理研究タスクフォースの活動
国土交通省 国土技術政策総合研究所 河川研究部 水防災システム研究官 杉原 直樹
国土技術政策総合研究所 河川研究部 水防災システム官の杉原直樹からは、
河川構造物管理研究タスクフォースの設立経緯および主な活動内容を報告した上で、
河川構造物の維持管理技術の高度化と現場への定着に向けて推進していくべきことについて説明しました。
>>配付資料(PDF:708KB)
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5.誰でもできる詳細地質調査〜堤防基礎地盤の高密度サウンディング〜
独立行政法人所 土木研究所 (地質・地盤研究グループ 地質チーム 主任研究員 品川 俊介
独立行政法人土木研究所 地質・地盤研究グループ 地質チーム 主任研究員 の品川俊介様から、
堤防基礎地盤の地質の把握の重要性をご説明頂くとともに、
「土層強度検査棒」を用いた簡易な地質調査手法について紹介して頂きました。
>>配付資料(PDF:1.74MB) |
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年度末のお忙しい時期にもかかわらず、約100名の方にご参加いただき、盛況のうちにセミナーを終了することができました。
ご参加いただいた皆様、当日の発表された皆さま、大変ありがとうございました。
平成26年度も開催を予定しておりますので、是非ご参加ください。
(文責:河川構造物管理研究タスクフォース 事務局)
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