下水道革新的技術実証事業B-DASH

下水道革新的技術実証事業(B-DASHプロジェクト)
技術情報資料【小規模処理場向け技術】

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  • 大規模処理場(50,000㎥/日以上)向け技術
  • 中規模処理場(10,000~50,000㎥/日以上)向け技術
  •  管路管理技術・浸水対策技術・その他 

小規模処理場(10,000㎥/日以下)向け技術

【技術分野】
技術分野:下水汚泥処理・利用
テーマ 実証技術名(採択年度)
水素創出 【水素リーダー都市プロジェクト~下水バイオガス原料による水素創エネ技術の実証~(H26)】
未利用の消化ガスを有効利用し、新たなエネルギー(水素)を創出
・下水バイオガス原料の“グリーン水素”はCO2を増やさない環境にやさしいエネルギー!
・ エネルギー需要地の都市部で安定的に生じる下水を有効利用することでエネルギーの地産地消に貢献!
下水汚泥の
有効利用
【脱水乾燥システムによる下水汚泥の肥料化、燃料化技術(H28)】
熱風温度の調整だけで乾燥汚泥含水率を10~50%に調整可能!
最終汚泥処分量を減量するだけでなく、肥料や燃料として有効利用へ!
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技術分野:水処理
テーマ 実証技術名(採択年度)
窒素除去 【固定床型アナモックスプロセスによる高効率窒素除去技術(H24)】
アナモックスプロセスを用いた、低コストで省エネルギーの窒素除去技術!
汚泥処理返流水(嫌気性消化汚泥脱水ろ液)の個別処理に適用!
 省エネ型水処理  【無曝気循環式水処理技術(H26)】
   
標準活性汚泥法代替の省エネ型革新的水処理技術!
曝気を行わない処理方式により、水処理消費電力量を大幅に削減!
既設(標準法)の改造利用が可能。新設時は土木施設が縮小! 
省エネ型水処理 【高効率固液分離技術と二点DO制御技術を用いた省エネ型水処理技術(H26)】
処理時間が短縮できる効率的な高度処理!
省エネ型の高度処理でランニングコストを削減!
標準活性汚泥法の既存躯体を活用し、増設せず既存の処理能力を維持した高度処理が可能!
設備劣化診断 【センサー連続監視とクラウドサーバ集約による劣化診断技術(H27)】
ICTを活用したモニタリングにより、設備の劣化状況を診断するシステム
状態監視保全によるメンテナンス周期の適正化、設備の信頼性向上による施設のライフサイクルコスト低減!
設備劣化診断 【センシング技術とビッグデータ分析技術を用いた下水道施設の劣化診断技術(H27)】
回転機器の軸受部に振動センサを取り付け、基準値をもとに振動状態を常時監視可能!
処理場の動きをモデル化し、現在の動きと比較することでサイレント障害を早期発見可能!
過去の機器性能を機械学習することで、将来訪れる機器の性能低下を予測可能!
ダウンサイジング水処理 【DHSシステムを用いた水量変動追従型水処理技術実証研究(H28)】
ユニットタイプで構成できるため、流入水量に応じた処理規模の最適化が容易!
反応タンクのブロワ動力が不要なため、省エネルギーで標準法並みの処理水質を年間を通じて確保!
ダウンサイジング水処理 【特殊繊維担体を用いた余剰汚泥削減型水処理技術(H28)】
既設OD法を改築することで余剰汚泥発生量を大幅に削減!
汚泥処理施設・設備を縮小し、ライフサイクルコスト(LCC)を削減!
省エネ低コスト水処理 【最終沈殿池の処理能力向上技術(H29)】
既存の最終沈殿池を活用し、「処理能力の増強」もしくは「処理水質の向上」を図ることが可能。
最終沈殿池の増設、もしくは急速ろ過施設の新設と比較し、建設費を大幅に削減!
ICT活用施設管理 【クラウドを活用し維持管理を起点とした継続的なストックマネジメント実現システム(H30)】
維持管理業務の一環で得られる情報を活用し、効率的かつ継続的なストックマネジメントを実現!
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その他
テーマ 実証技術名(採択年度)
再生水利用 【UFろ過膜と紫外線消毒を用いた高度再生水システム(H27)】
下水処理水は天候に左右されない非常に安定した水源です。
本システムにより、ウイルスによる病原リスクが極めて少ない再生水の供給が可能です。
安全で安心な再生水により高収益作物の栽培を可能とすることで、地元経済の発展に寄与します。
バイオガス
集約・活用
【メタン精製装置と吸蔵容器を用いた集約の実用化に関する技術実証研究(H27)】
複数の処理場の余剰消化ガスを集約することで効率的に発電。発電機は1処理場のみの設置なので、建設コスト、設置スペースが縮小でき、運転員、メンテナンス費用の負担は1処理場のみ。よって、低コストで効率的な発電が可能!これにより、余剰消化ガスを有効利用することができる!
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