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国土交通省 国土技術政策総合研究所 環境研究部 緑化生態研究室

所外発表 2016年度

地域づくりに効果的な道路空間の再編・利用手法

発行年:2016
著者名:西村亮彦・木村優介・栗原正夫

新規性・汎用性の高い道路空間再編・利用の取り組み100件について,事業の目的と再編・利用手法に基づく類型別にその特長を整理した上で,全体的な傾向と今後の課題に対する考察を行った.

土木技術資料,Vol.58, No.5,pp36-39


市民参加を取り入れた駅前広場整備における公共性の醸成プロセスに関する考察

発行年:2016
著者名:西村亮彦・栗原正夫

新潟駅南口中央広場と姫路北にぎわい交流広場を例として,構想・計画から維持管理にいたる市民参加のプロセスを整理した上で,各段階において公共性が醸成されるプロセスを比較分析した.

土木計画学研究・講演集,Vol.53


現代メキシコにおける都心部の公共空間整備 : 整備手法の時代的変遷

発行年:2016
著者名:西村亮彦

20世紀半ば以降のメキシコ国内17都市における公共空間の整備事業について,整備手法の時代的な変遷を整理するとともに,国際的な都市デザインの潮流が与えた影響と,メキシコ独自の展開に対する考察を行った.

土木史研究・講演集,Vol.36,pp207-212


人口減少や都市の縮退等に対応した都市緑地計画の展望

発行年:2016
著者名:荒金恵太・曽根直幸・栗原正夫・舟久保敏

平成25 年度から平成27 年度にかけて,国土技術政策総合研究所が設置した「今後の緑の基本計画のあり方に関する研究会」における学識者との議論や,国内外の先進的な取組事例の収集・分析等に基づき,これからの都市緑地計画についての新たな着眼点や,計画策定に有効と考えられる手法・技術を示した.

土木技術資料,Vol.58,No.9, pp22-25


東日本大震災・津波被災自治体における 市街地整備を通じた景観形成の方策に関する研究

発行年:2016
著者名:西村亮彦

東日本大震災津波被災地自治体を対象に,景観形成に係る計画・規範の内容とその策定プロセス,及び景観検討・デザイン調整に係る組織体制の構成と役割を整理した上で,復興市街地整備の景観マネジメントに関する配慮事項を明らかにした.

景観・デザイン研究講演集,Vol.12,pp47-58


都市公園の整備・管理における技術者資格の活用状況に関する調査

発行年:2016
著者名:荒金恵太・曽根直幸・栗原正夫・舟久保敏・平松玲治・高橋彩

都市公園の整備・管理における技術者資格の活用状況の把握・整理を行うため,自治体の公園担当職員を対象としたアンケート調査を実施した.その結果,都市公園の整備・管理では,遊具,植栽等の各公園施設,計画設計,施工,維持管理の各段階に応じて,多様な技術者資格が活用されていること,技術者資格の活用により品質確保をはじめ様々なメリットが得られていることが分かった.一方で,技術者資格のメリットや効果の認知・理解が十分でないことが,技術者資格の更なる活用に向けた課題であると考えられた.

建設マネジメント問題に関する研究発表・討論会講演集,Vol.34,pp1-4


緑の基本計画における防災機能の位置づけに関する考察

発行年:2017
著者名:荒金恵太・西村亮彦・舟久保敏

全国の主要都市で近年策定・改訂された緑の基本計画(都市緑地法4条)72計画を対象に,様々な都市のみどりが,地震災害,水害,土砂災害などの各種の災害に対して,公園,道路,河川,住宅,農地,林地などの各種のみどりがどのような防災上の役割を担うとされているのか,その位置づけの動向を把握整理した.その結果,たとえば仙台市では東日本大震災の経験を踏まえ,各種のみどりを活用した津波への多重防御を行う「みどりによる津波防災プロジェクト」を位置づけているなど,地域の特徴に応じた計画策定の動向が確認された.

ランドスケープ研究,Vol.80,No.5