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国土交通省 国土技術政策総合研究所 環境研究部 緑化生態研究室

所外発表 2009年度

コラム 緑化植物 ど・こ・ま・で・き・わ・め・る カツラ(Cercidiphyllum japonicum Sieb.et Zucc.)

発行年:2009
著者名:久保満佐子

緑化植物として利用するための情報提供を目的としたコラムにおいて,落葉高木カツラに関する解説を行った.

日本緑化工学会誌,Vol.34,No.4,pp658


植生基材吹付工施工後2年間の基材の耐侵食性

発行年:2009
著者名:細木大輔・柏木亨・松江正彦

植生基材の侵食について,@:植生基材のみを吹き付けた実験区,A:植生基材に表土を混入した実験区,B:緑化用種子を含む通常の植生基材吹付工の実験区を設定し,野外で2年間にわたって継続調査した.

日本緑化工学会誌,No.1,pp126-129


街路樹の根系と植栽基盤の現況

発行年:2009
著者名:飯塚康雄

街路樹の根系と植栽基盤の現況について紹介するとともに,美しい街路樹をつくるために必要となる植栽基盤の条件(整備方法)をいくつか提案した.

日本緑化工学会誌,Vol.35,No.2,pp262-266


日本における都市樹木のCO2固定量算定式

発行年:2009
著者名:松江正彦・長庸介・飯塚康雄・村田みゆき・藤原宣夫

わが国の都市緑化に多く用いられている樹種について,樹齢50年前後までを適応範囲とする年間木質部乾重成長量の算定式と,それを基にした年間CO2固定量の算定式を作成した.対象樹種は,クスノキ,シラカシ,マテバシイ,ケヤキ,イチョウ,プラタナス類である.

日本緑化工学会誌,Vol.35,No.2,pp318-324


オオキンケイギク植生管理実験における管理手法とその効果

発行年:2009
著者名:小栗ひとみ・畠瀬頼子・松江正彦

特定外来生物二次指定植物オオキンケイギクの防除手法の開発の一環として,木曽川45km付近に位置する国営木曽三川公園かさだ広場において実施しているオオキンケイギク植生管理実験について,これまでに判明した管理の効果を報告した.

土木技術資料,Vol.51,No.8,pp26-29


道路土工指針の改訂と生物多様性

発行年:2010
著者名:松江正彦

「道路土工指針」の改訂作業が,平成16年にスタートし,このうちの「切土工・斜面安定工指針」が平成21年6月30日に発行された.これらの改訂内容と合わせて,本指針の基本方針等に示された自然環境の保存・保全に関する考え方等の一部を紹介した.

日本緑化工学会誌,Vol.35,No.3,pp413-416


1年間保存した森林表土の緑化材料としての利用可能性

発行年:2010
著者名:細木大輔・松江正彦

土地造成時に採取可能な森林表土を緑化材料として効率的に利用するための保存方法について検討すべく,野外において盛土で保存する方法と,室内で風乾およひ密封湿潤状態で保存する方法について,保存期聞を1年間に設定して実験を行った.

日本緑化工学会誌,Vol.35,No.3,pp462-472


国営明石海峡公園における森林表土利用工による法面緑化の施工事例

発行年:2010
著者名:久保満佐子・細木大輔・松江正彦

国営明石海峡公園神戸地区の切土法面で,アベマキ林の表土を植生基材に混合して吹付ける緑化を行い,施工後2年間の法面植生と利用した表土の埋土種子数,法面への飛来種子数を調べた.

日本緑化工学会誌,Vol.35,No.3,pp473-478


刈り取り管理の時期および回数が特定外来生物オオキンケイギクに及ぼす影響と防除効果

発行年:2010
著者名:畠瀬頼子・小栗ひとみ・松江正彦

刈り取り管理の回数および時期がオオキンケイギクに与える影響および防除効果を検討するため,木曽川において刈り取り回数年1〜3回,時期6月,10月,2月の組み合わせによる管理実験を行った.

ランドスケープ研究,Vol.73,No.5,pp421-426


エコロードにおける動物移動施設の効果・検証

発行年:2010
著者名: 園田陽一・武田ゆうこ・松江正彦

エコロードにおける動物移動施設の利用種,利用頻度等をモニタリングし,施設の構造,生息環境調査とにより野生動物の動物移動施設に対する選好性とその要因を明らかにした.

日本生態学会第57回全国大会講演要旨集,pp3-50


水辺から見える都市―首都東京の基盤 江戸城外濠―

発行年:2010
著者名:阿部貴弘

完成以来400年にわたり,江戸・東京の人びとの暮らしを支えてきた江戸城外堀の変遷を追った.

土木学会誌,Vol.95,No.2,pp20