公園管理者のための生物被害対処ガイド
都市公園等において健康被害等を与えうる生物の情報と被害の予防・低減について


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イヌ科 野犬 Canis familiaris

緊急度:★★★   

危険度:中

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プロフィール
【特徴】 ペット由来で外見は様々。飼い犬だった個体は、人を見ても逃げない場合もある。群れをつくっていることもある。
  • 分  布:日本全国。
  • たべもの:野生動物を捕食したり、残飯に依存したりして生活している。
  • す み か:都市近郊の樹林、公園、墓地、大きな建物の床下等。人気のない日中や夜間には人里に出没する。

被害

予防編│野犬がすみにくい環境づくりを

低減編│患部をよく洗って病院へ。保健所等への連絡も
狂犬病について
 狂犬病は、狂犬病ウイルス(リッサウイルス)を病原体とする人獣共通感染症で、狂犬病ウイルスはヒトを含むすべての哺乳類に感染します。ヒトへの感染経路は大部分がイヌですが、野良ネコ、アライグマ、コウモリ等の野生動物であることもあります。
 狂犬病は、発症後の有効な治療法は存在せず、発症した場合は、ほぼ確実に死に至ります。感染した動物に咬まれる前なら、ワクチン接種で感染を予防することができます。日本では狂犬病予防法によって、飼い犬の市町村への登録及び毎年1回のワクチン接種が義務づけられています。
 狂犬病の国内感染は昭和31 年を最後に発生していませんが、野犬やその他動物による怪我を負った場合は必ず医療機関を受診し、受傷時の状況を伝えるようにしてください。

参考資料