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ー歴史的風致維持向上計画『認定都市』アーカイプー

認定都市の基本情報

福島県棚倉町の基本情報

  • 棚倉秋まつりの曳違いの様子

    棚倉秋まつりの曳違いの様子

  • 史跡に指定されている棚倉城跡の航空写真

    史跡に指定されている棚倉城跡の航空写真

  • 八槻都々古別神社で行われる国の重要無形民俗文化財御田植(水口祭り)

    八槻都々古別神社で行われる国の重要無形民俗文化財御田植(水口祭り)

認定都市概要

 棚倉町は福島県の南部に位置し、八溝山や久慈川などの豊かな自然に囲まれていることから、四季折々に魅力的な表情がある町です。また、町内には国指定の史跡「棚倉城跡」や陸奥一宮である「馬場都々古別神社」をはじめ、幅広い時代の文化財や建造物が残されています。こうした歴史資産の周辺地域において、 江戸時代から続く「棚倉秋まつり」や神社に伝えられている伝統行事等が営まれ、棚倉町の歴史的風致を形成しています。

都市の状況
地方公共団体の区分
人口13,273
市域面積(ha)15,993
都市計画地域の有無有り
都市計画地域面積(ha)3,602
歴史的風致維持向上計画の認定
最初の計画認定令和2年6月24日
最終の計画変更令和2年6月24日
二期計画の有無無し
認定の背景・目的
国の認定(お墨付き)を受けることで、市民の意識啓発を図り、これまで十分には取り組めていなかった歴史まちづくりを進めるため
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歴史的風致維持向上計画(全体版)、評価シート

維持向上すべき歴史的風致項目

歴史的風致項目人々の活動タイプ
主要な活動付随的な活動「その他」の内容
棚倉城跡と城下のまつり、行楽にみる歴史的風致(赤館城跡での歴史の継承活動と行楽)文化的活動(娯楽・行楽)生活習慣・風習,顕彰に係るもの
棚倉城跡と城下のまつり、行楽にみる歴史的風致(棚倉城跡での行楽)文化的活動(娯楽・行楽)信仰に関わらない行事,生活習慣・風習
棚倉城跡と城下のまつり、行楽にみる歴史的風致(棚倉秋まつり)信仰に関わる行事 (祭礼など年中行事)生活習慣・風習,産業・生業,文化的活動(娯楽・行楽)
棚倉城跡と城下のまつり、行楽にみる歴史的風致(城下での茶道文化)生活習慣・風習産業・生業,文化的活動(娯楽・行楽)
馬場都々古別神社にみる歴史的風致(馬場都々古別神社の神楽)信仰に関わる行事 (祭礼など年中行事)信仰活動に関わる風習,産業・生業,文化的活動(娯楽・行楽)
馬場都々古別神社にみる歴史的風致(馬場都々古別神社の例大祭)信仰に関わる行事 (祭礼など年中行事)信仰活動に関わる風習,産業・生業,文化的活動(娯楽・行楽)
八槻都々古別神社の御田植と神楽にみる歴史的風致(八槻都々古別神社御田植)信仰に関わる行事 (祭礼など年中行事)産業・生業,文化的活動(娯楽・行楽)
八槻都々古別神社の御田植と神楽にみる歴史的風致(八槻都々古別神社の神楽)信仰に関わる行事 (祭礼など年中行事)信仰活動に関わる風習,産業・生業,文化的活動(娯楽・行楽)
八槻都々古別神社の御田植と神楽にみる歴史的風致(霜月例大祭)信仰に関わる行事 (祭礼など年中行事)信仰活動に関わる風習,産業・生業,文化的活動(娯楽・行楽)
社川地域の神幸行事にみる歴史的風致(お枡明神の枡送り行事)信仰に関わる行事 (祭礼など年中行事)信仰活動に関わる風習,産業・生業
社川地域の神幸行事にみる歴史的風致(羽黒神社大例祭神輿渡御)信仰に関わる行事 (祭礼など年中行事)信仰活動に関わる風習,産業・生業
山本不動尊にみる歴史的風致信仰に関わる行事 (祭礼など年中行事)信仰活動に関わる風習,産業・生業,文化的活動(娯楽・行楽)
玉野堰の三方分水と棚倉堀にみる歴史的風致生活習慣・風習産業・生業,顕彰に係るもの

重点区域

重点区域の数1
重点区域の総面積(ha)263
区域設定の考え方
 重要文化財等に指定された建造物を中心に、歴史的価値の高い建造物が集まり、歴史的・地域的関係性に基づく一体性をもって、良好な市街地環境を形成している範囲であり、歴史的風致の維持及び向上を図る施策を重点的かつ一体的に推進することが必要な区域とする。また、重点区域内で歴史的風致の維持及び向上を図るための施策を重点的に実施することで、当該区域のみならず、本町全体の歴史的風致の維持及び向上にとって有効かつ適切であり、本町全体の発展につながることが期待される区域に設定する。このようなことから、歴史的建造物が集中する棚倉城跡周辺の城下町を中心として、「棚倉城跡と城下のまつり、行楽にみる歴史的風致」と「馬場都々古別神社にみる歴史的風致」、「玉野堰の三方分水と棚倉堀にみる歴史的風致」の3つの歴史的風致の重なりを踏まえ、本町にとって歴史的風致の維持及び向上に最も効果的に図られる範囲を重点区域に設定した。
重点区域の名称都市の成り立ち要件となる文化財種類時代区分
棚倉町歴史的風致維持向上地区
城下町城下町
棚倉城跡史跡名勝天然記念物(建造物) 都城跡等近世

歴史まちづくりに係る制度・計画の運用

古都
世界遺産
無形文化遺産
日本遺産
重伝建地区
重要文化的景観
歴史文化基本構想
文化財保存活用地域計画
景観行政団体
景観計画
屋外広告物条例
緑の基本計画
歴史公園
街なみ環境整備事業
歴みち
地方登録制度

良好な景観形成に係る施策との連携

景観計画
景観条例
屋外広告物
(都道府県条例)
屋外広告物
(市区町村条例)
高度地区
地区計画
風致地区
緑地保全地域・
特別緑地保全地区
歴史的風土保存区域・
歴史的風土特別保存地区
伝建地区
自然公園
農業振興地域整備計画

凡例:歴史まちづくりに係る制度・計画の運用

  • 「○」 ⇒ 取り組み開始年が計画認定前で、現在も行っている場合に該当
  • 「●」 ⇒ 取り組み開始年が計画認定後で、現在も行っている場合に該当
  • 古都 ⇒ 古都における歴史的風土の保存に関する特別措置法(古都保存法)に基づく取り組み
  • 世界遺産 ⇒ 世界の文化遺産及び自然遺産の保護に関する条約に基づく取り組み
  • 無形文化遺産 ⇒ 無形文化遺産の保護に関する条約に基づく取り組み
  • 日本遺産 ⇒ 文化庁が認定する「地域の歴史的魅力や特色を通じて我が国の文化・伝統を語るストーリー」としての取り組み
  • 重伝建地区 ⇒ 文化財保護法、都市計画法に基づく「重要伝統的建造物群保存地区」としての取り組み
  • 重要文化的景観 ⇒ 文化財保護法に基づく「重要文化的景観」としての取り組み
  • 歴史文化基本構想 ⇒ 文化財の保護・活用を目的に各地方公共団体が策定する「歴史文化基本構想」に基づく取り組み
  • 文化財保存活用地域計画 ⇒ 文化財の保護・活用を目的に各地方公共団体が作成する「文化財保存活用地域計画」に基づく取り組み
  • 景観行政団体 ⇒ 景観法に基づく「景観行政団体」としての取り組み
  • 景観計画 ⇒ 景観行政団体が策定する「景観計画」に基づく取り組み
  • 屋外広告物条例 ⇒ 屋外広告物法に基づく条例・規則等を通じた取り組み
  • 緑の基本計画 ⇒ 都市緑地法に基づく「緑の基本計画」を通じた取り組み
  • 歴史公園 ⇒ 文化遺産や歴史的意義を有する土地における文化財の保護、復元等を目的とした公園整備の取り組み
  • 街なみ環境整備事業 ⇒ 国土交通省「街なみ環境整備事業」としての取り組み 街なみ環境整備事業 ⇒ 国土交通省「街なみ環境整備事業」としての取り組み
  • 歴みち ⇒ 国土交通省「歴史的地区環境整備街路事業」、「身近なまちづくり支援街路事業」としての取り組み
  • 地方登録制度 ⇒ 重要文化財等以外の文化財でその区域内に存するもののうち、保存及び活用のための措置が特に必要とされるものを地方公共団体の文化財に関する登録簿に登録できること

凡例:良好な景観形成に係る施策との連携

  • 「済」 ⇒ 制定済みの条例・計画等
  • 「予」 ⇒ 今後、制定予定の条例・計画等
  • 景観計画 ⇒ 景観法に基づいて景観行政団体が、景観形成の基本方針や具体的な基準等を定めた計画
  • 景観条例 ⇒ 景観法に準拠せず、市区町村が独自に景観形成に係る指針等を定めた条例
  • 屋外広告物 ⇒ 都道府県又は市区町村が、屋外広告物のデザインや設置に関する指針等を定めた条例
  • 高度地区 ⇒ 都市計画法に基づいて、建築物の高さの最高限度又は最低限度を定めた地区
  • 地区計画 ⇒ 都市計画法に定められている、住民合意に基づいて、建築物等に対する行為制限を定めた計画
  • 風致地区 ⇒ 都市計画法に基づいて、都市の自然美を維持するために建築物や樹木に対する行為制限等を定めた地区
  • 緑地保全地域・特別緑地保全地区 ⇒ 都市における良好な自然的環境となる緑地において、建築行為など一定の行為の制限などにより現状凍結的に保全する地区
  • 歴史的風土保存区域・歴史的風土特別保存地区 ⇒ 古都における歴史的風土を保存するため必要な土地の区域
  • 伝建地区 ⇒ 文化財保護法に基づいて、市町村が定める「伝統的建造物群保存地区」
  • 自然公園 ⇒ 自然公園法に基づいて、自然環境の保護と適切な利用の促進を目的に指定された地域
  • 農業振興地域整備計画 ⇒ 市町村が農用地の利用、開発、保全等について定めた計画
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