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ー歴史的風致維持向上計画『認定都市』アーカイプー

認定都市の基本情報

和歌山県高野町の基本情報

認定都市概要

高野町は、世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」の霊場である高野山がある町で弘法大師空海によって紀伊山地に真言密教の修行の場として開かれ、その地理的環境から独特な活動等が継承されている。庶民にまで広く浸透した「高野参詣」、山深い紀伊山地のため自生する「高野槙を供花」する独特な風習、僧侶中心の宗教儀礼から住民主体の祝祭・祭礼に発展した「宗祖降誕会(青葉まつり)」など、固有の歴史的風致が形成されている。

都市の状況
地方公共団体の区分
人口2,751
市域面積(ha)13,703
都市計画地域の有無有り
都市計画地域面積(ha)3,203
歴史的風致維持向上計画の認定
最初の計画認定平成31年1月24日
最終の計画変更令和2年2月29日
二期計画の有無無し
認定の背景・目的
城郭や神社仏閣、重伝建地区といった中核となる歴史資源の周辺の環境整備を行うため
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歴史的風致維持向上計画(全体版)、評価シート

維持向上すべき歴史的風致項目

歴史的風致項目人々の活動タイプ
主要な活動付随的な活動「その他」の内容
高野参詣(参詣の作法)信仰活動に関わる風習
高野参詣(もてなし)信仰活動に関わる風習
高野参詣(道普請)信仰活動に関わる風習
高野槙供花(高野槙の供花)信仰活動に関わる風習
高野槙供花(高野槙の栽培と販売)信仰活動に関わる風習
宗祖降誕会(青葉まつり)信仰に関わる行事 (祭礼など年中行事)信仰活動に関わる風習
燈明信仰信仰に関わる行事 (祭礼など年中行事)信仰活動に関わる風習
明神社秋季大祭信仰に関わる行事 (祭礼など年中行事)
高野山を取り巻く周辺集落の祭礼(富貴の秋祭り)信仰に関わらない行事
高野山を取り巻く周辺集落の祭礼(花坂の鬼もみ)信仰に関わらない行事
高野山を取り巻く周辺集落の祭礼(細川の傘鉾祭り)信仰に関わらない行事
高野山を取り巻く周辺集落の祭礼(筒香の秋祭り)信仰に関わらない行事

重点区域

重点区域の数1
重点区域の総面積(ha)707
区域設定の考え方
 史跡金剛峯寺境内等の歴史的建造物の保存・活用、まちなみ等景観形成、歩行環境の整備、回遊性の向上、伝統行事等の継承及び活性化に取り組むため、金剛峯寺境内として発展してきた範囲を根幹としつつ、その周辺において「高野槙供花にみる歴史的風致」が展開されている市街地や「高野参詣にみる歴史的風致」の舞台である女人道の外側の一部の範囲を重点区域として設定する。
重点区域の名称都市の成り立ち要件となる文化財種類時代区分
高野山歴史的風致維持向上重点区域
寺社町寺社町
高野参詣道史跡名勝天然記念物(建造物) その他古代

歴史まちづくりに係る制度・計画の運用

古都
世界遺産
無形文化遺産
日本遺産
重伝建地区
重要文化的景観
歴史文化基本構想
文化財保存活用地域計画
景観行政団体
景観計画
屋外広告物条例
緑の基本計画
歴史公園
街なみ環境整備事業
歴みち
地方登録制度

良好な景観形成に係る施策との連携

景観計画
景観条例
屋外広告物
(都道府県条例)
屋外広告物
(市区町村条例)
高度地区
地区計画
風致地区
緑地保全地域・
特別緑地保全地区
歴史的風土保存区域・
歴史的風土特別保存地区
伝建地区
自然公園
農業振興地域整備計画

凡例:歴史まちづくりに係る制度・計画の運用

  • 「○」 ⇒ 取り組み開始年が計画認定前で、現在も行っている場合に該当
  • 「●」 ⇒ 取り組み開始年が計画認定後で、現在も行っている場合に該当
  • 古都 ⇒ 古都における歴史的風土の保存に関する特別措置法(古都保存法)に基づく取り組み
  • 世界遺産 ⇒ 世界の文化遺産及び自然遺産の保護に関する条約に基づく取り組み
  • 無形文化遺産 ⇒ 無形文化遺産の保護に関する条約に基づく取り組み
  • 日本遺産 ⇒ 文化庁が認定する「地域の歴史的魅力や特色を通じて我が国の文化・伝統を語るストーリー」としての取り組み
  • 重伝建地区 ⇒ 文化財保護法、都市計画法に基づく「重要伝統的建造物群保存地区」としての取り組み
  • 重要文化的景観 ⇒ 文化財保護法に基づく「重要文化的景観」としての取り組み
  • 歴史文化基本構想 ⇒ 文化財の保護・活用を目的に各地方公共団体が策定する「歴史文化基本構想」に基づく取り組み
  • 文化財保存活用地域計画 ⇒ 文化財の保護・活用を目的に各地方公共団体が作成する「文化財保存活用地域計画」に基づく取り組み
  • 景観行政団体 ⇒ 景観法に基づく「景観行政団体」としての取り組み
  • 景観計画 ⇒ 景観行政団体が策定する「景観計画」に基づく取り組み
  • 屋外広告物条例 ⇒ 屋外広告物法に基づく条例・規則等を通じた取り組み
  • 緑の基本計画 ⇒ 都市緑地法に基づく「緑の基本計画」を通じた取り組み
  • 歴史公園 ⇒ 文化遺産や歴史的意義を有する土地における文化財の保護、復元等を目的とした公園整備の取り組み
  • 街なみ環境整備事業 ⇒ 国土交通省「街なみ環境整備事業」としての取り組み 街なみ環境整備事業 ⇒ 国土交通省「街なみ環境整備事業」としての取り組み
  • 歴みち ⇒ 国土交通省「歴史的地区環境整備街路事業」、「身近なまちづくり支援街路事業」としての取り組み
  • 地方登録制度 ⇒ 重要文化財等以外の文化財でその区域内に存するもののうち、保存及び活用のための措置が特に必要とされるものを地方公共団体の文化財に関する登録簿に登録できること

凡例:良好な景観形成に係る施策との連携

  • 「済」 ⇒ 制定済みの条例・計画等
  • 「予」 ⇒ 今後、制定予定の条例・計画等
  • 景観計画 ⇒ 景観法に基づいて景観行政団体が、景観形成の基本方針や具体的な基準等を定めた計画
  • 景観条例 ⇒ 景観法に準拠せず、市区町村が独自に景観形成に係る指針等を定めた条例
  • 屋外広告物 ⇒ 都道府県又は市区町村が、屋外広告物のデザインや設置に関する指針等を定めた条例
  • 高度地区 ⇒ 都市計画法に基づいて、建築物の高さの最高限度又は最低限度を定めた地区
  • 地区計画 ⇒ 都市計画法に定められている、住民合意に基づいて、建築物等に対する行為制限を定めた計画
  • 風致地区 ⇒ 都市計画法に基づいて、都市の自然美を維持するために建築物や樹木に対する行為制限等を定めた地区
  • 緑地保全地域・特別緑地保全地区 ⇒ 都市における良好な自然的環境となる緑地において、建築行為など一定の行為の制限などにより現状凍結的に保全する地区
  • 歴史的風土保存区域・歴史的風土特別保存地区 ⇒ 古都における歴史的風土を保存するため必要な土地の区域
  • 伝建地区 ⇒ 文化財保護法に基づいて、市町村が定める「伝統的建造物群保存地区」
  • 自然公園 ⇒ 自然公園法に基づいて、自然環境の保護と適切な利用の促進を目的に指定された地域
  • 農業振興地域整備計画 ⇒ 市町村が農用地の利用、開発、保全等について定めた計画
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