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ー歴史的風致維持向上計画『認定都市』アーカイプー

認定都市の基本情報

岩手県盛岡市の基本情報

認定都市概要

盛岡市は,北上川と雫石川,中津川などが交わり,象徴的な山並みを見ることができる,豊かな水と緑に囲まれた都市である。近世には南部氏により盛岡城と城下町の整備が進められ,明治維新以降も発展を続け,歴史と生活文化を感じることができる構造物や行事,産業が継承されている。市内には数多くの歴史的建造物が残され,さんさ踊りや四季折々の祭礼行事に加え,伝統産業等が伝承されており,良好な歴史的風致を形成している。

都市の状況
地方公共団体の区分中核市
人口290,824
市域面積(ha)88,647
都市計画地域の有無有り
都市計画地域面積(ha)44,570
歴史的風致維持向上計画の認定
最初の計画認定平成30年11月13日
最終の計画変更
二期計画の有無無し
認定の背景・目的
祭りや伝統工芸など、地域で受け継がれてきた伝統的活動の継承や、その舞台となる建造物や周辺環境の整備を図るため
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歴史的風致維持向上計画(全体版)、評価シート

維持向上すべき歴史的風致項目

歴史的風致項目人々の活動タイプ
主要な活動付随的な活動「その他」の内容
盛岡さんさ踊りにみる歴史的風致(地域に伝わるさんさ踊りにみる歴史的風致)信仰に関わる行事 (祭礼など年中行事)文化的活動(娯楽・行楽)
盛岡さんさ踊りにみる歴史的風致(市民参加によるさんさ踊りにみる歴史的風致)文化的活動(娯楽・行楽)信仰に関わる行事 (祭礼など年中行事)
盛岡八幡宮とその周辺の祭礼にみる歴史的風致(盛岡八幡宮の例大祭にみる歴史的風致)信仰に関わる行事 (祭礼など年中行事)文化的活動(娯楽・行楽)
盛岡八幡宮とその周辺の祭礼にみる歴史的風致(チャグチャグ馬コにみる歴史的風致)信仰活動に関わる風習文化的活動(娯楽・行楽)
盛岡八幡宮とその周辺の祭礼にみる歴史的風致(裸参りにみる歴史的風致)信仰活動に関わる風習文化的活動(娯楽・行楽)
水と関わる暮らしにみる歴史的風致(高松の池をめぐる活動にみる歴史的風致)文化的活動(娯楽・行楽)
水と関わる暮らしにみる歴史的風致(中津川を守り育む活動にみる歴史的風致)その他市民による環境保全活動
水と関わる暮らしにみる歴史的風致(舟っこ流しにみる歴史的風致)信仰に関わる行事 (祭礼など年中行事)文化的活動(娯楽・行楽)
水と関わる暮らしにみる歴史的風致(共同井戸の活用と維持管理にみる歴史的風致)産業・生業
盛岡の伝統産業にみる歴史的風致(南部鉄器にみる歴史的風致)産業・生業
盛岡の伝統産業にみる歴史的風致(わんこそばにみる歴史的風致)産業・生業
盛岡の伝統産業にみる歴史的風致(酒造りにみる歴史的風致)産業・生業

重点区域

重点区域の数1
重点区域の総面積(ha)890
区域設定の考え方
 盛岡城を中心とした城下町を中心とし,明治維新以降も県庁所在地として発展してきた歴史を物語る建造物が所在する市街地,盛岡さんさ踊りパレードが行なわれる通り,盛岡八幡宮の山車行事,盛岡八幡宮の流鏑馬神事,チャグチャグ馬コ,裸参りの参詣ルートとなる参道や街道,高松の池や中津川,共同井戸の維持管理や舟っこ流しの活動,伝統産業の営まれている範囲とする。  重点区域については,盛岡市のまちづくりの原点ともいうべき城下町を包括しているほか,盛岡市景観計画との整合を図っていく必要から,景観形成重点区域の歴史景観区域(盛岡城跡公園とその周辺ゾーン・北山ゾーン・河南ゾーン)の範囲,河川景観保全区域の一部,街路景観地域,市街地景観地域のほか,都市公園区域(高松公園),大慈寺地区地区計画の区域となっている。  なお,区域界の設定に当たっては,上記の範囲を踏まえつつ,地形及び地域の連担性,並びに市の景観形成施策などを考慮に入れ,道路等の施設も対象としている。
重点区域の名称都市の成り立ち要件となる文化財種類時代区分
盛岡市歴史的風致維持向上区域
城下町城下町
史跡盛岡城跡史跡名勝天然記念物(建造物) 都城跡等近世

歴史まちづくりに係る制度・計画の運用

古都
世界遺産
無形文化遺産
日本遺産
重伝建地区
重要文化的景観
歴史文化基本構想
文化財保存活用地域計画
景観行政団体
景観計画
屋外広告物条例
緑の基本計画
歴史公園
街なみ環境整備事業
歴みち
地方登録制度

良好な景観形成に係る施策との連携

景観計画
景観条例
屋外広告物
(都道府県条例)
屋外広告物
(市区町村条例)
高度地区
地区計画
風致地区
緑地保全地域・
特別緑地保全地区
歴史的風土保存区域・
歴史的風土特別保存地区
伝建地区
自然公園
農業振興地域整備計画

凡例:歴史まちづくりに係る制度・計画の運用

  • 「○」 ⇒ 取り組み開始年が計画認定前で、現在も行っている場合に該当
  • 「●」 ⇒ 取り組み開始年が計画認定後で、現在も行っている場合に該当
  • 古都 ⇒ 古都における歴史的風土の保存に関する特別措置法(古都保存法)に基づく取り組み
  • 世界遺産 ⇒ 世界の文化遺産及び自然遺産の保護に関する条約に基づく取り組み
  • 無形文化遺産 ⇒ 無形文化遺産の保護に関する条約に基づく取り組み
  • 日本遺産 ⇒ 文化庁が認定する「地域の歴史的魅力や特色を通じて我が国の文化・伝統を語るストーリー」としての取り組み
  • 重伝建地区 ⇒ 文化財保護法、都市計画法に基づく「重要伝統的建造物群保存地区」としての取り組み
  • 重要文化的景観 ⇒ 文化財保護法に基づく「重要文化的景観」としての取り組み
  • 歴史文化基本構想 ⇒ 文化財の保護・活用を目的に各地方公共団体が策定する「歴史文化基本構想」に基づく取り組み
  • 文化財保存活用地域計画 ⇒ 文化財の保護・活用を目的に各地方公共団体が作成する「文化財保存活用地域計画」に基づく取り組み
  • 景観行政団体 ⇒ 景観法に基づく「景観行政団体」としての取り組み
  • 景観計画 ⇒ 景観行政団体が策定する「景観計画」に基づく取り組み
  • 屋外広告物条例 ⇒ 屋外広告物法に基づく条例・規則等を通じた取り組み
  • 緑の基本計画 ⇒ 都市緑地法に基づく「緑の基本計画」を通じた取り組み
  • 歴史公園 ⇒ 文化遺産や歴史的意義を有する土地における文化財の保護、復元等を目的とした公園整備の取り組み
  • 街なみ環境整備事業 ⇒ 国土交通省「街なみ環境整備事業」としての取り組み 街なみ環境整備事業 ⇒ 国土交通省「街なみ環境整備事業」としての取り組み
  • 歴みち ⇒ 国土交通省「歴史的地区環境整備街路事業」、「身近なまちづくり支援街路事業」としての取り組み
  • 地方登録制度 ⇒ 重要文化財等以外の文化財でその区域内に存するもののうち、保存及び活用のための措置が特に必要とされるものを地方公共団体の文化財に関する登録簿に登録できること

凡例:良好な景観形成に係る施策との連携

  • 「済」 ⇒ 制定済みの条例・計画等
  • 「予」 ⇒ 今後、制定予定の条例・計画等
  • 景観計画 ⇒ 景観法に基づいて景観行政団体が、景観形成の基本方針や具体的な基準等を定めた計画
  • 景観条例 ⇒ 景観法に準拠せず、市区町村が独自に景観形成に係る指針等を定めた条例
  • 屋外広告物 ⇒ 都道府県又は市区町村が、屋外広告物のデザインや設置に関する指針等を定めた条例
  • 高度地区 ⇒ 都市計画法に基づいて、建築物の高さの最高限度又は最低限度を定めた地区
  • 地区計画 ⇒ 都市計画法に定められている、住民合意に基づいて、建築物等に対する行為制限を定めた計画
  • 風致地区 ⇒ 都市計画法に基づいて、都市の自然美を維持するために建築物や樹木に対する行為制限等を定めた地区
  • 緑地保全地域・特別緑地保全地区 ⇒ 都市における良好な自然的環境となる緑地において、建築行為など一定の行為の制限などにより現状凍結的に保全する地区
  • 歴史的風土保存区域・歴史的風土特別保存地区 ⇒ 古都における歴史的風土を保存するため必要な土地の区域
  • 伝建地区 ⇒ 文化財保護法に基づいて、市町村が定める「伝統的建造物群保存地区」
  • 自然公園 ⇒ 自然公園法に基づいて、自然環境の保護と適切な利用の促進を目的に指定された地域
  • 農業振興地域整備計画 ⇒ 市町村が農用地の利用、開発、保全等について定めた計画
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