静岡県伊豆の国市の基本情報
幕末の製砲工場「韮山反射炉(世界文化遺産)」
伊豆の奇祭「かわかんじょう」
広瀬神社 式三番叟
認定都市概要
伊豆半島北部、田方平野の狩野川流域に位置する伊豆の国市は、湯量豊富な温泉資源や田園風景が広がる豊かな自然に恵まれ、旧石器時代から人の営みが始まり、原始・古代から現代にいたる歴史文化資源が重層的に存在している都市である。市の東側には、箱根山系の山々が峰を連ね、西側には城山、葛城山に囲まれている。東京からは100km圏内で、自動車を利用して約85分、電車では約80分の利便性に富んだ場所に位置している。
都市の状況 |
地方公共団体の区分 | その他の市 |
人口 | 47,296 |
市域面積(ha) | 9,462 |
都市計画地域の有無 | 有り |
都市計画地域面積(ha) | 9,462 |
歴史的風致維持向上計画の認定 |
最初の計画認定 | 平成30年7月11日 |
最終の計画変更 | |
二期計画の有無 | 無し |
認定の背景・目的 |
地域の中核的な歴史資源の復原や修復など、主に歴史まちづくりの拠点となる場の整備、充実を図るため |
詳細情報を表示する
維持向上すべき歴史的風致項目
歴史的風致項目 | 人々の活動タイプ |
主要な活動 | 付随的な活動 | 「その他」の内容 |
韮山代官江川英龍ゆかりの江川邸・韮山反射炉界隈の営みにみる歴史的風致(韮山反射炉の顕彰活動) | 顕彰に係るもの | 文化的活動(娯楽・行楽) | |
韮山代官江川英龍ゆかりの江川邸・韮山反射炉界隈の営みにみる歴史的風致(江川家年中行事) | 信仰に関わる行事
(祭礼など年中行事) | 生活習慣・風習 | |
韮山代官江川英龍ゆかりの江川邸・韮山反射炉界隈の営みにみる歴史的風致(金谷・山木地区の行事) | 信仰に関わる行事
(祭礼など年中行事) | 信仰活動に関わる風習 | |
韮山代官江川英龍ゆかりの江川邸・韮山反射炉界隈の営みにみる歴史的風致(土手和田・南條・中地区の行事) | 信仰に関わる行事
(祭礼など年中行事) | 生活習慣・風習 | |
狩野川をめぐる祭と信仰にみる歴史的風致(祭りと信仰) | 信仰に関わる行事
(祭礼など年中行事) | 信仰活動に関わる風習 | |
北条の里と旧下田街道にみる歴史的風致(祭りと信仰) | 信仰に関わる行事
(祭礼など年中行事) | 信仰活動に関わる風習 | |
伊豆長岡温泉にみる歴史的風致(祭りと信仰) | 信仰に関わらない行事 | 文化的活動(娯楽・行楽) | |
国清寺・毘沙門堂と奈古谷地区にみる歴史的風致(奈古谷地区の行事) | 文化的活動(娯楽・行楽) | 信仰に関わらない行事 | |
韮山・大仁地域の神社の祭礼と三番叟にみる歴史的風致(三番叟) | 信仰に関わる行事
(祭礼など年中行事) | 文化的活動(娯楽・行楽) | |
重点区域
区域設定の考え方 |
重点区域として設定した「韮山代官江川英龍ゆかりの江川邸・韮山反射炉界隈の営みにみる歴史的風致」には、日本における製鉄産業の黎明期を象徴するものとして、平成27年7月「明治日本の産業革命遺産 製鉄・製鋼、造船、石炭産業」の構成資産として、世界文化遺産に登録された「史跡韮山反射炉」がある。また、この「史跡韮山反射炉」を築造した韮山代官江川英龍を輩出した「江川邸(重要文化財江川家住宅・史跡韮山役所跡)」があり、江川家に関わる年中行事等がその周辺の人々による継続的な活動により継承されている。 |
重点区域の名称 | 都市の成り立ち | 要件となる文化財 | 種類 | 時代区分 |
韮山反射炉・江川邸とその周辺地区 | 古都・その他 | 史跡韮山反射炉 | 史跡名勝天然記念物(建造物) その他 | 近世 |
歴史まちづくりに係る制度・計画の運用
古都 | |
世界遺産 | ○ |
無形文化遺産 | |
日本遺産 | |
重伝建地区 | |
重要文化的景観 | |
歴史文化基本構想 | ○ |
文化財保存活用地域計画 | |
景観行政団体 | ○ |
景観計画 | ○ |
屋外広告物条例 | ○ |
緑の基本計画 | ○ |
歴史公園 | |
街なみ環境整備事業 | |
歴みち | |
地方登録制度 | |
良好な景観形成に係る施策との連携
景観計画 | 済 |
景観条例 | 済 |
屋外広告物 (都道府県条例) | 済 |
屋外広告物 (市区町村条例) | 済 |
高度地区 | |
地区計画 | |
風致地区 | 済 |
緑地保全地域・ 特別緑地保全地区 | |
歴史的風土保存区域・ 歴史的風土特別保存地区 | |
伝建地区 | |
自然公園 | |
農業振興地域整備計画 | 済 |
凡例:歴史まちづくりに係る制度・計画の運用
- 「○」 ⇒ 取り組み開始年が計画認定前で、現在も行っている場合に該当
- 「●」 ⇒ 取り組み開始年が計画認定後で、現在も行っている場合に該当
- 古都 ⇒ 古都における歴史的風土の保存に関する特別措置法(古都保存法)に基づく取り組み
- 世界遺産 ⇒ 世界の文化遺産及び自然遺産の保護に関する条約に基づく取り組み
- 無形文化遺産 ⇒ 無形文化遺産の保護に関する条約に基づく取り組み
- 日本遺産 ⇒ 文化庁が認定する「地域の歴史的魅力や特色を通じて我が国の文化・伝統を語るストーリー」としての取り組み
- 重伝建地区 ⇒ 文化財保護法、都市計画法に基づく「重要伝統的建造物群保存地区」としての取り組み
- 重要文化的景観 ⇒ 文化財保護法に基づく「重要文化的景観」としての取り組み
- 歴史文化基本構想 ⇒ 文化財の保護・活用を目的に各地方公共団体が策定する「歴史文化基本構想」に基づく取り組み
- 文化財保存活用地域計画 ⇒ 文化財の保護・活用を目的に各地方公共団体が作成する「文化財保存活用地域計画」に基づく取り組み
- 景観行政団体 ⇒ 景観法に基づく「景観行政団体」としての取り組み
- 景観計画 ⇒ 景観行政団体が策定する「景観計画」に基づく取り組み
- 屋外広告物条例 ⇒ 屋外広告物法に基づく条例・規則等を通じた取り組み
- 緑の基本計画 ⇒ 都市緑地法に基づく「緑の基本計画」を通じた取り組み
- 歴史公園 ⇒ 文化遺産や歴史的意義を有する土地における文化財の保護、復元等を目的とした公園整備の取り組み
- 街なみ環境整備事業 ⇒ 国土交通省「街なみ環境整備事業」としての取り組み 街なみ環境整備事業 ⇒ 国土交通省「街なみ環境整備事業」としての取り組み
- 歴みち ⇒ 国土交通省「歴史的地区環境整備街路事業」、「身近なまちづくり支援街路事業」としての取り組み
- 地方登録制度 ⇒ 重要文化財等以外の文化財でその区域内に存するもののうち、保存及び活用のための措置が特に必要とされるものを地方公共団体の文化財に関する登録簿に登録できること
凡例:良好な景観形成に係る施策との連携
- 「済」 ⇒ 制定済みの条例・計画等
- 「予」 ⇒ 今後、制定予定の条例・計画等
- 景観計画 ⇒ 景観法に基づいて景観行政団体が、景観形成の基本方針や具体的な基準等を定めた計画
- 景観条例 ⇒ 景観法に準拠せず、市区町村が独自に景観形成に係る指針等を定めた条例
- 屋外広告物 ⇒ 都道府県又は市区町村が、屋外広告物のデザインや設置に関する指針等を定めた条例
- 高度地区 ⇒ 都市計画法に基づいて、建築物の高さの最高限度又は最低限度を定めた地区
- 地区計画 ⇒ 都市計画法に定められている、住民合意に基づいて、建築物等に対する行為制限を定めた計画
- 風致地区 ⇒ 都市計画法に基づいて、都市の自然美を維持するために建築物や樹木に対する行為制限等を定めた地区
- 緑地保全地域・特別緑地保全地区 ⇒ 都市における良好な自然的環境となる緑地において、建築行為など一定の行為の制限などにより現状凍結的に保全する地区
- 歴史的風土保存区域・歴史的風土特別保存地区 ⇒ 古都における歴史的風土を保存するため必要な土地の区域
- 伝建地区 ⇒ 文化財保護法に基づいて、市町村が定める「伝統的建造物群保存地区」
- 自然公園 ⇒ 自然公園法に基づいて、自然環境の保護と適切な利用の促進を目的に指定された地域
- 農業振興地域整備計画 ⇒ 市町村が農用地の利用、開発、保全等について定めた計画
詳細情報を閉じる