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ー歴史的風致維持向上計画『認定都市』アーカイプー

認定都市の基本情報

和歌山県和歌山市の基本情報

  • 名勝和歌の浦 干潟の風景

    名勝和歌の浦 干潟の風景

  • 紀州東照宮例大祭「和歌祭」

    紀州東照宮例大祭「和歌祭」

  • 史跡和歌山城

    史跡和歌山城

認定都市概要

本市は、紀伊半島の北西部に位置し、豊かな海に恵まれ、特に「和歌の浦」は風光明媚な景勝の地として広く知られた。中世末には「和歌山城」が築城され、徳川御三家の城下町として繁栄を極めた。徳川家ゆかりの城下町や名勝和歌の浦など固有の歴史文化遺産が各所に残り、和歌祭など脈々と継承される伝統的活動とともに、本市固有の歴史的風致を形成している。

都市の状況
地方公共団体の区分中核市
人口365,166
市域面積(ha)20,885
都市計画地域の有無有り
都市計画地域面積(ha)20,885
歴史的風致維持向上計画の認定
最初の計画認定平成30年3月26日
最終の計画変更平成31年3月29日
二期計画の有無無し
認定の背景・目的
祭りや伝統工芸など、地域で受け継がれてきた伝統的活動の継承や、その舞台となる建造物や周辺環境の整備を図るため
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歴史的風致維持向上計画(全体版)、評価シート

維持向上すべき歴史的風致項目

歴史的風致項目人々の活動タイプ
主要な活動付随的な活動「その他」の内容
景勝地和歌の浦にみる歴史的風致(紀州東照宮例大祭「和歌祭」)信仰に関わる行事 (祭礼など年中行事)
景勝地和歌の浦にみる歴史的風致(天神祭)信仰に関わる行事 (祭礼など年中行事)
景勝地和歌の浦にみる歴史的風致(和歌の浦の景観に親しむ人々の活動)その他清掃活動
紀三井寺にみる歴史的風致(三井水の利用と保全活動)生活習慣・風習
紀三井寺にみる歴史的風致(紀三井寺の年中行事と十一人衆の活動)信仰に関わる行事 (祭礼など年中行事)
紀三井寺にみる歴史的風致(布引の砂地農耕)産業・生業
和歌浦湾の漁業集落にみる歴史的風致(雑賀崎の旧正月)信仰に関わる行事 (祭礼など年中行事)
和歌浦湾の漁業集落にみる歴史的風致(魚供養・海南犠牲者供養の行事)信仰に関わる行事 (祭礼など年中行事)
和歌浦湾の漁業集落にみる歴史的風致(田野浦衣美須神社の幟上げ神事)信仰に関わる行事 (祭礼など年中行事)
和歌浦湾の漁業集落にみる歴史的風致(和歌浦蛭子神社の潮祭)信仰に関わる行事 (祭礼など年中行事)
城下町和歌山にみる歴史的風致(城下町の再建と保全活動)その他天守閣再建
城下町和歌山にみる歴史的風致(徳川家時代以来の文化に親しむ人々の活動)文化的活動(娯楽・行楽)
加太春日神社の海老祭にみる歴史的風致(海老祭)信仰に関わる行事 (祭礼など年中行事)
葛城修験にみる歴史的風致(本山派修験道・春の峰入り)信仰に関わる行事 (祭礼など年中行事)
熊野古道にみる歴史的風致(熊野参詣と熊野古道の歴史を伝える活動)信仰活動に関わる風習
三社詣にみる歴史的風致(三社詣)信仰に関わる行事 (祭礼など年中行事)
三社詣にみる歴史的風致(三社の祭礼)信仰に関わる行事 (祭礼など年中行事)
木ノ本の獅子舞にみる歴史的風致(木ノ本の獅子舞)信仰に関わる行事 (祭礼など年中行事)
団七踊にみる歴史的風致(団七踊)生活習慣・風習

重点区域

重点区域の数1
重点区域の総面積(ha)384
区域設定の考え方
「価値の高い歴史的建造物や重要文化財・名称等の指定が終結しており、それらが人々の生活や活動の中で長きにわたり継承されている区域」「海浜、湾や山等の自然環境と一体となって歴史的風致が形成されており、その価値が広く認められた区域」「複数の歴史的風致が相互に関連性を有している区域」の3つの考え方に基づき、和歌浦湾を囲む形で形成され、相互に関連性を有する「景勝地和歌の浦にみる歴史的風致」「紀三井寺にみる歴史的風致」「和歌浦湾の漁業集落にみる歴史的風致」を包括する和歌の浦区域を重点区域として設定する。
重点区域の名称都市の成り立ち要件となる文化財種類時代区分
和歌の浦区域
古都・その他古都・その他
名勝 和歌の浦史跡名勝天然記念物(建造物) その他古代

歴史まちづくりに係る制度・計画の運用

古都
世界遺産
無形文化遺産
日本遺産
重伝建地区
重要文化的景観
歴史文化基本構想
文化財保存活用地域計画
景観行政団体
景観計画
屋外広告物条例
緑の基本計画
歴史公園
街なみ環境整備事業
歴みち
地方登録制度

良好な景観形成に係る施策との連携

景観計画
景観条例
屋外広告物
(都道府県条例)
屋外広告物
(市区町村条例)
高度地区
地区計画
風致地区
緑地保全地域・
特別緑地保全地区
歴史的風土保存区域・
歴史的風土特別保存地区
伝建地区
自然公園
農業振興地域整備計画

凡例:歴史まちづくりに係る制度・計画の運用

  • 「○」 ⇒ 取り組み開始年が計画認定前で、現在も行っている場合に該当
  • 「●」 ⇒ 取り組み開始年が計画認定後で、現在も行っている場合に該当
  • 古都 ⇒ 古都における歴史的風土の保存に関する特別措置法(古都保存法)に基づく取り組み
  • 世界遺産 ⇒ 世界の文化遺産及び自然遺産の保護に関する条約に基づく取り組み
  • 無形文化遺産 ⇒ 無形文化遺産の保護に関する条約に基づく取り組み
  • 日本遺産 ⇒ 文化庁が認定する「地域の歴史的魅力や特色を通じて我が国の文化・伝統を語るストーリー」としての取り組み
  • 重伝建地区 ⇒ 文化財保護法、都市計画法に基づく「重要伝統的建造物群保存地区」としての取り組み
  • 重要文化的景観 ⇒ 文化財保護法に基づく「重要文化的景観」としての取り組み
  • 歴史文化基本構想 ⇒ 文化財の保護・活用を目的に各地方公共団体が策定する「歴史文化基本構想」に基づく取り組み
  • 文化財保存活用地域計画 ⇒ 文化財の保護・活用を目的に各地方公共団体が作成する「文化財保存活用地域計画」に基づく取り組み
  • 景観行政団体 ⇒ 景観法に基づく「景観行政団体」としての取り組み
  • 景観計画 ⇒ 景観行政団体が策定する「景観計画」に基づく取り組み
  • 屋外広告物条例 ⇒ 屋外広告物法に基づく条例・規則等を通じた取り組み
  • 緑の基本計画 ⇒ 都市緑地法に基づく「緑の基本計画」を通じた取り組み
  • 歴史公園 ⇒ 文化遺産や歴史的意義を有する土地における文化財の保護、復元等を目的とした公園整備の取り組み
  • 街なみ環境整備事業 ⇒ 国土交通省「街なみ環境整備事業」としての取り組み 街なみ環境整備事業 ⇒ 国土交通省「街なみ環境整備事業」としての取り組み
  • 歴みち ⇒ 国土交通省「歴史的地区環境整備街路事業」、「身近なまちづくり支援街路事業」としての取り組み
  • 地方登録制度 ⇒ 重要文化財等以外の文化財でその区域内に存するもののうち、保存及び活用のための措置が特に必要とされるものを地方公共団体の文化財に関する登録簿に登録できること

凡例:良好な景観形成に係る施策との連携

  • 「済」 ⇒ 制定済みの条例・計画等
  • 「予」 ⇒ 今後、制定予定の条例・計画等
  • 景観計画 ⇒ 景観法に基づいて景観行政団体が、景観形成の基本方針や具体的な基準等を定めた計画
  • 景観条例 ⇒ 景観法に準拠せず、市区町村が独自に景観形成に係る指針等を定めた条例
  • 屋外広告物 ⇒ 都道府県又は市区町村が、屋外広告物のデザインや設置に関する指針等を定めた条例
  • 高度地区 ⇒ 都市計画法に基づいて、建築物の高さの最高限度又は最低限度を定めた地区
  • 地区計画 ⇒ 都市計画法に定められている、住民合意に基づいて、建築物等に対する行為制限を定めた計画
  • 風致地区 ⇒ 都市計画法に基づいて、都市の自然美を維持するために建築物や樹木に対する行為制限等を定めた地区
  • 緑地保全地域・特別緑地保全地区 ⇒ 都市における良好な自然的環境となる緑地において、建築行為など一定の行為の制限などにより現状凍結的に保全する地区
  • 歴史的風土保存区域・歴史的風土特別保存地区 ⇒ 古都における歴史的風土を保存するため必要な土地の区域
  • 伝建地区 ⇒ 文化財保護法に基づいて、市町村が定める「伝統的建造物群保存地区」
  • 自然公園 ⇒ 自然公園法に基づいて、自然環境の保護と適切な利用の促進を目的に指定された地域
  • 農業振興地域整備計画 ⇒ 市町村が農用地の利用、開発、保全等について定めた計画
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