rekimachi

『歴まち』情報サイト

ー歴史的風致維持向上計画『認定都市』アーカイプー

認定都市の基本情報

和歌山県湯浅町の基本情報

  • 大仙堀

    大仙堀

  • 醤油醸造の技術

    醤油醸造の技術

  • 國津神社の三面獅子

    國津神社の三面獅子

認定都市概要

湯浅町は、古くから水陸交通の要衝であり、熊野古道の宿場として栄えてきました。近世には醤油醸造が盛んとなり、みかんの栽培や鰯を獲る漁業も大いに発達しました。現在も、熊野古道には多くの人々の往来があり、重伝建地区に選定された町並みには醤油醸造の伝統が薫っています。地域の祭礼など歴史的な活動が各所で見られ、豊かな自然と、先人たちから受け継いだ文化は、本町固有の歴史的風致を彩っています。

都市の状況
地方公共団体の区分
人口11,198
市域面積(ha)2,079
都市計画地域の有無有り
都市計画地域面積(ha)638
歴史的風致維持向上計画の認定
最初の計画認定平成28年3月28日
最終の計画変更平成28年3月28日
二期計画の有無無し
認定の背景・目的
これまで進めてきた歴史まちづくりの延長線上で、歴まちづくりの更なる推進を図るため
詳細情報を表示する

歴史的風致維持向上計画(全体版)、評価シート

維持向上すべき歴史的風致項目

歴史的風致項目人々の活動タイプ
主要な活動付随的な活動「その他」の内容
醤油・金山寺味噌醸造に薫る歴史的風致産業・生業
熊野古道に見る歴史的風致信仰活動に関わる風習
明恵の足跡に見る歴史的風致信仰に関わる行事 (祭礼など年中行事)信仰活動に関わる風習
顯國神社の祭礼に見る歴史的風致信仰に関わる行事 (祭礼など年中行事)信仰活動に関わる風習
國津神社・幸神社の祭礼に見る歴史的風致信仰に関わる行事 (祭礼など年中行事)信仰活動に関わる風習
海辺の営みに見る歴史的風致(漁民の神事に見る歴史的風致)信仰活動に関わる風習産業・生業
海辺の営みに見る歴史的風致(広川のシロウオ漁に見る歴史的風致)産業・生業
みかん・三宝柑・びわ栽培に見る歴史的風致産業・生業

重点区域

重点区域の数1
重点区域の総面積(ha)412
区域設定の考え方
湯浅町歴史的風致維持向上地区には、核となる建造物、文化財として、重要伝統的建造物群保存地区に選定された伝統的な町家や土蔵、地割りを残す歴史的な町並みが存在するほか、第2章で記述した「醤油・金山寺味噌醸造に薫る歴史的風致」「熊野古道に見る歴史的風致」「明恵の足跡に見る歴史的風致」「顯國神社の祭礼に見る歴史的風致」「國津神社・幸神社の祭礼に見る歴史的風致」「海辺の営みに見る歴史的風致」「みかん・三宝柑・びわ栽培に見る歴史的風致」の7つの歴史的風致の中でも町として特段の施策を展開することで最大限効果が発揮されると考えられる範囲を重点区域としている。
重点区域の名称都市の成り立ち要件となる文化財種類時代区分
湯浅町歴史的風致維持向上地区
在郷町・産業都市在郷町・産業都市
湯浅町湯浅伝統的建造物群保存地区重伝建地区 産業近世

歴史まちづくりに係る制度・計画の運用

古都
世界遺産
無形文化遺産
日本遺産
重伝建地区
重要文化的景観
歴史文化基本構想
文化財保存活用地域計画
景観行政団体
景観計画
屋外広告物条例
緑の基本計画
歴史公園
街なみ環境整備事業
歴みち
地方登録制度

良好な景観形成に係る施策との連携

景観計画
景観条例
屋外広告物
(都道府県条例)
屋外広告物
(市区町村条例)
高度地区
地区計画
風致地区
緑地保全地域・
特別緑地保全地区
歴史的風土保存区域・
歴史的風土特別保存地区
伝建地区
自然公園
農業振興地域整備計画

凡例:歴史まちづくりに係る制度・計画の運用

  • 「○」 ⇒ 取り組み開始年が計画認定前で、現在も行っている場合に該当
  • 「●」 ⇒ 取り組み開始年が計画認定後で、現在も行っている場合に該当
  • 古都 ⇒ 古都における歴史的風土の保存に関する特別措置法(古都保存法)に基づく取り組み
  • 世界遺産 ⇒ 世界の文化遺産及び自然遺産の保護に関する条約に基づく取り組み
  • 無形文化遺産 ⇒ 無形文化遺産の保護に関する条約に基づく取り組み
  • 日本遺産 ⇒ 文化庁が認定する「地域の歴史的魅力や特色を通じて我が国の文化・伝統を語るストーリー」としての取り組み
  • 重伝建地区 ⇒ 文化財保護法、都市計画法に基づく「重要伝統的建造物群保存地区」としての取り組み
  • 重要文化的景観 ⇒ 文化財保護法に基づく「重要文化的景観」としての取り組み
  • 歴史文化基本構想 ⇒ 文化財の保護・活用を目的に各地方公共団体が策定する「歴史文化基本構想」に基づく取り組み
  • 文化財保存活用地域計画 ⇒ 文化財の保護・活用を目的に各地方公共団体が作成する「文化財保存活用地域計画」に基づく取り組み
  • 景観行政団体 ⇒ 景観法に基づく「景観行政団体」としての取り組み
  • 景観計画 ⇒ 景観行政団体が策定する「景観計画」に基づく取り組み
  • 屋外広告物条例 ⇒ 屋外広告物法に基づく条例・規則等を通じた取り組み
  • 緑の基本計画 ⇒ 都市緑地法に基づく「緑の基本計画」を通じた取り組み
  • 歴史公園 ⇒ 文化遺産や歴史的意義を有する土地における文化財の保護、復元等を目的とした公園整備の取り組み
  • 街なみ環境整備事業 ⇒ 国土交通省「街なみ環境整備事業」としての取り組み 街なみ環境整備事業 ⇒ 国土交通省「街なみ環境整備事業」としての取り組み
  • 歴みち ⇒ 国土交通省「歴史的地区環境整備街路事業」、「身近なまちづくり支援街路事業」としての取り組み
  • 地方登録制度 ⇒ 重要文化財等以外の文化財でその区域内に存するもののうち、保存及び活用のための措置が特に必要とされるものを地方公共団体の文化財に関する登録簿に登録できること

凡例:良好な景観形成に係る施策との連携

  • 「済」 ⇒ 制定済みの条例・計画等
  • 「予」 ⇒ 今後、制定予定の条例・計画等
  • 景観計画 ⇒ 景観法に基づいて景観行政団体が、景観形成の基本方針や具体的な基準等を定めた計画
  • 景観条例 ⇒ 景観法に準拠せず、市区町村が独自に景観形成に係る指針等を定めた条例
  • 屋外広告物 ⇒ 都道府県又は市区町村が、屋外広告物のデザインや設置に関する指針等を定めた条例
  • 高度地区 ⇒ 都市計画法に基づいて、建築物の高さの最高限度又は最低限度を定めた地区
  • 地区計画 ⇒ 都市計画法に定められている、住民合意に基づいて、建築物等に対する行為制限を定めた計画
  • 風致地区 ⇒ 都市計画法に基づいて、都市の自然美を維持するために建築物や樹木に対する行為制限等を定めた地区
  • 緑地保全地域・特別緑地保全地区 ⇒ 都市における良好な自然的環境となる緑地において、建築行為など一定の行為の制限などにより現状凍結的に保全する地区
  • 歴史的風土保存区域・歴史的風土特別保存地区 ⇒ 古都における歴史的風土を保存するため必要な土地の区域
  • 伝建地区 ⇒ 文化財保護法に基づいて、市町村が定める「伝統的建造物群保存地区」
  • 自然公園 ⇒ 自然公園法に基づいて、自然環境の保護と適切な利用の促進を目的に指定された地域
  • 農業振興地域整備計画 ⇒ 市町村が農用地の利用、開発、保全等について定めた計画
詳細情報を閉じる