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ー歴史的風致維持向上計画『認定都市』アーカイプー

認定都市の基本情報

広島県尾道市の基本情報

  • 三体の神輿が合流して行われる三体廻し【祗園祭】

    三体の神輿が合流して行われる三体廻し【祗園祭】

  • 瀬戸田水道に出た親船と曳船【ホーランエンヤ】

    瀬戸田水道に出た親船と曳船【ホーランエンヤ】

  • 江戸時代から続く通りを練り歩く【天神祭】

    江戸時代から続く通りを練り歩く【天神祭】

認定都市概要

平安時代の嘉応元年、荘園米の積み出し港となって以来、寄港地として中世から近代を通じて繁栄した。明治31年に県内では広島市に次いで市制を施行し、現在では緑豊かな北部丘陵地域から尾道水道周辺地域を経て独特の多島美を有する瀬戸内海地域に至る多彩な資源を有するまちとなっている。歴史を凝縮した景観に魅かれ多くの文人墨客が足跡を刻み、近年では数々の映像作品の舞台となった映画のまちとしても有名。

都市の状況
地方公共団体の区分その他の市
人口134,506
市域面積(ha)28,511
都市計画地域の有無有り
都市計画地域面積(ha)16,917
歴史的風致維持向上計画の認定
最初の計画認定平成24年6月6日
最終の計画変更令和2年9月8日
二期計画の有無有り
認定の背景・目的
城郭や神社仏閣、重伝建地区といった中核となる歴史資源の周辺の環境整備を行うため
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歴史的風致維持向上計画(全体版)、評価シート

維持向上すべき歴史的風致項目

歴史的風致項目人々の活動タイプ
主要な活動付随的な活動「その他」の内容
中世尾道の寺社祭礼行事にみる歴史的風致(浄土寺と吉和太鼓おどり)信仰に関わる行事 (祭礼など年中行事)
中世尾道の寺社祭礼行事にみる歴史的風致(西國寺と柴燈護摩、節分会)信仰に関わる行事 (祭礼など年中行事)
近世尾道の港町文化にみる歴史的風致(八阪神社と祇園祭)信仰に関わる行事 (祭礼など年中行事)
近世尾道の港町文化にみる歴史的風致(御袖天満宮と天神祭)信仰に関わる行事 (祭礼など年中行事)
近世尾道の港町文化にみる歴史的風致(住吉浜(住吉神社)と住吉祭)信仰に関わる行事 (祭礼など年中行事)
近代商業都市尾道の寺社祭礼行事にみる歴史的風致(一宮神社とベッチャー祭)信仰に関わる行事 (祭礼など年中行事)
近代商業都市尾道の寺社祭礼行事にみる歴史的風致(住吉浜(住吉神社)とみなと祭)信仰に関わる行事 (祭礼など年中行事)
近代商業都市尾道の寺社祭礼行事にみる歴史的風致(山脇神社と山王祭)信仰に関わる行事 (祭礼など年中行事)
瀬戸田水道と港町の祭礼行事にみる歴史的風致(瀬戸田水道と祭礼行事)信仰に関わる行事 (祭礼など年中行事)
瀬戸田水道と港町の祭礼行事にみる歴史的風致(港町瀬戸田の街並みと祭礼行事)信仰に関わる行事 (祭礼など年中行事)
茶園文化が息づく歴史的風致文化的活動(娯楽・行楽)
港町や農山漁村の祭礼行事にみる歴史的風致(鉦太鼓おどり(風流)に関わる祭礼行事)信仰に関わる行事 (祭礼など年中行事)
港町や農山漁村の祭礼行事にみる歴史的風致(神楽に関わる祭礼行事)信仰に関わる行事 (祭礼など年中行事)

重点区域

重点区域の数2
重点区域の総面積(ha)344
区域設定の考え方
 中世・近世の文化財が多数存在する特徴的な市街地で、歴史的建造物を舞台に吉和太鼓おどりや祇園祭などの祭礼行事が行われており、尾道水道を挟んで尾道地区(旧市街地中心とした区域)と向島が一体的な景観を構成している「尾道・向島地区」の区域と、湊町の繁栄を今に伝え、神社仏閣や歴史的町並み、趣のある路地空間が息づくとともに、それらを舞台にホーランエンヤや精霊送りなどの行事が行われている瀬戸田水道と相まって景観を特徴付けている「瀬戸田地区」の区域
重点区域の名称都市の成り立ち要件となる文化財種類時代区分
尾道・向島地区
湊町・川湊町湊町・川湊町
浄土寺(多宝塔、本堂)重要文化財(建造物) 寺院中世
瀬戸田地区
湊町・川湊町湊町・川湊町
向上寺三重塔重要文化財(建造物) 寺院中世

歴史まちづくりに係る制度・計画の運用

古都
世界遺産
無形文化遺産
日本遺産
重伝建地区
重要文化的景観
歴史文化基本構想
文化財保存活用地域計画
景観行政団体
景観計画
屋外広告物条例
緑の基本計画
歴史公園
街なみ環境整備事業
歴みち
地方登録制度

良好な景観形成に係る施策との連携

景観計画
景観条例
屋外広告物
(都道府県条例)
屋外広告物
(市区町村条例)
高度地区
地区計画
風致地区
緑地保全地域・
特別緑地保全地区
歴史的風土保存区域・
歴史的風土特別保存地区
伝建地区
自然公園
農業振興地域整備計画

凡例:歴史まちづくりに係る制度・計画の運用

  • 「○」 ⇒ 取り組み開始年が計画認定前で、現在も行っている場合に該当
  • 「●」 ⇒ 取り組み開始年が計画認定後で、現在も行っている場合に該当
  • 古都 ⇒ 古都における歴史的風土の保存に関する特別措置法(古都保存法)に基づく取り組み
  • 世界遺産 ⇒ 世界の文化遺産及び自然遺産の保護に関する条約に基づく取り組み
  • 無形文化遺産 ⇒ 無形文化遺産の保護に関する条約に基づく取り組み
  • 日本遺産 ⇒ 文化庁が認定する「地域の歴史的魅力や特色を通じて我が国の文化・伝統を語るストーリー」としての取り組み
  • 重伝建地区 ⇒ 文化財保護法、都市計画法に基づく「重要伝統的建造物群保存地区」としての取り組み
  • 重要文化的景観 ⇒ 文化財保護法に基づく「重要文化的景観」としての取り組み
  • 歴史文化基本構想 ⇒ 文化財の保護・活用を目的に各地方公共団体が策定する「歴史文化基本構想」に基づく取り組み
  • 文化財保存活用地域計画 ⇒ 文化財の保護・活用を目的に各地方公共団体が作成する「文化財保存活用地域計画」に基づく取り組み
  • 景観行政団体 ⇒ 景観法に基づく「景観行政団体」としての取り組み
  • 景観計画 ⇒ 景観行政団体が策定する「景観計画」に基づく取り組み
  • 屋外広告物条例 ⇒ 屋外広告物法に基づく条例・規則等を通じた取り組み
  • 緑の基本計画 ⇒ 都市緑地法に基づく「緑の基本計画」を通じた取り組み
  • 歴史公園 ⇒ 文化遺産や歴史的意義を有する土地における文化財の保護、復元等を目的とした公園整備の取り組み
  • 街なみ環境整備事業 ⇒ 国土交通省「街なみ環境整備事業」としての取り組み 街なみ環境整備事業 ⇒ 国土交通省「街なみ環境整備事業」としての取り組み
  • 歴みち ⇒ 国土交通省「歴史的地区環境整備街路事業」、「身近なまちづくり支援街路事業」としての取り組み
  • 地方登録制度 ⇒ 重要文化財等以外の文化財でその区域内に存するもののうち、保存及び活用のための措置が特に必要とされるものを地方公共団体の文化財に関する登録簿に登録できること

凡例:良好な景観形成に係る施策との連携

  • 「済」 ⇒ 制定済みの条例・計画等
  • 「予」 ⇒ 今後、制定予定の条例・計画等
  • 景観計画 ⇒ 景観法に基づいて景観行政団体が、景観形成の基本方針や具体的な基準等を定めた計画
  • 景観条例 ⇒ 景観法に準拠せず、市区町村が独自に景観形成に係る指針等を定めた条例
  • 屋外広告物 ⇒ 都道府県又は市区町村が、屋外広告物のデザインや設置に関する指針等を定めた条例
  • 高度地区 ⇒ 都市計画法に基づいて、建築物の高さの最高限度又は最低限度を定めた地区
  • 地区計画 ⇒ 都市計画法に定められている、住民合意に基づいて、建築物等に対する行為制限を定めた計画
  • 風致地区 ⇒ 都市計画法に基づいて、都市の自然美を維持するために建築物や樹木に対する行為制限等を定めた地区
  • 緑地保全地域・特別緑地保全地区 ⇒ 都市における良好な自然的環境となる緑地において、建築行為など一定の行為の制限などにより現状凍結的に保全する地区
  • 歴史的風土保存区域・歴史的風土特別保存地区 ⇒ 古都における歴史的風土を保存するため必要な土地の区域
  • 伝建地区 ⇒ 文化財保護法に基づいて、市町村が定める「伝統的建造物群保存地区」
  • 自然公園 ⇒ 自然公園法に基づいて、自然環境の保護と適切な利用の促進を目的に指定された地域
  • 農業振興地域整備計画 ⇒ 市町村が農用地の利用、開発、保全等について定めた計画
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