国総研資料 第 1098 号 |
【資 料 名】 | 北米コンテナ航路における 各海運アライアンスの港湾別貨物量及び船腹量に関する分析 |
【概 要】 | 近年,東アジア主要港湾は急激な経済成長を背景としてコンテナ取扱量を増大させてきた一方,日
本港湾におけるコンテナ取扱量の伸びは大きくなく,その相対的地位が低下し,欧米基幹航路の寄港
便数が減少傾向にある. アライアンス(船会社)は,集荷が想定される貨物量を基に,各港湾へのサービス(寄港船型や便 数)を判断している.この点を踏まえ,本研究では,アライアンス別の航路サービスと貨物量の関係 性を分析したものである.その結果,いずれのアライアンスにおいても,各港湾に割当てられた船腹 量と実績貨物量との間には強い関係性があり,消席率は概ね5~7割の範囲に入っていた.また,日本 主要港湾での消席率は,東アジア平均をほとんどの場合で下回っていたが,直航貨物に限定すれば, 東アジア主要港湾と同レベルにあった.さらに,割り当て船腹量を用いたコンテナサービスの維持・ 拡充に必要となる貨物量の目安値の算定方法を提案した. |
【担当研究室】 | 港湾システム研究室 |
【執 筆 者】 | 森山弘將・赤倉康寛 |
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