研究成果概要


国総研資料 第 1013 号

【資 料 名】 ソーシャルメディア分析によるリアルタイム災害発生情報検知手法の確立に関する研究

【概   要】  毎年のように土砂災害による犠牲者が出ている我が国において、人的被害の軽減を図るためには、警戒・避難体制の強化が不可欠である。そのため、避難勧告等の判断の目安の一つとされている土砂災害の前兆現象や発生情 報を早期に把握し、警戒・避難に役立てることが重要である。
 本共同研究は、近年普及がめざましいソーシャルメディア情報から災害が発生する現地でしか知り得ない土砂災害の前兆現象や発生状況を迅速に把 握し、これらの情報を警戒・避難システムに活用する技術の確立に向けた研究を行った。本資料は共同研究の内容を取りまとめたものである。

【担当研究室】 土砂災害研究室

【執 筆 者】 國友 優,神山 嬢子,野呂 智之,山影 譲,武田 邦敬



表紙 112KB
中扉 156KB
目次 484KB
   
本文
   
1.  はじめに 1,853KB
  1.1 共同研究の概要  
  1.2 研究の背景  
  1.3 研究の目的  
2.  Twitter 情報分析による土砂災害の前兆現象等情報の収集・把握手法の検証 4,873KB
  2.1 Twitter 情報の収集・把握手法  
  2.2 災害事例におけるつぶやきの内容と豪雨・災害事象との関係  
  2.3 災害発生場の状況把握の可能性検討  
  2.4 警戒期から発災前における状況把握の可能性  
  2.5 土砂災害の前兆現象等情報の収集・把握手法の可能性と課題  
3.  社会実装に向けた適用条件等の整理 2,082KB
  3.1 SNS 情報の警戒避難システムへの組み込みに対する社会的ニーズ  
  3.2 Twitter を活用した災害情報収集システムの運用モデル  
  3.3 DIGSUSS ユーザーインターフェースの検討  
  3.4 試作版システムの評価  
4.  まとめ 369KB
   
   参考文献 416KB
   巻末資料 545KB
   
奥付 79KB  
   
全文 8,181KB