研究成果概要


国総研資料 第 932 号

【資 料 名】 港湾分野における設計・施工・維持の 連携強化方策に関する
基礎的検討

【概   要】  長期に亘り港湾構造物が所要の性能を発揮するためには,施設の一般的サイクルである設計・施工・維持の各段階での適切な連携が不可欠である.一方,代表的な港湾技術図書である「港湾の施設の技術上の基準・同解説」(技術基準)では,設計に関する記載は豊富であるが,設計時における施工・維持段階への配慮や各段階の連携方策に関してはまだ記述内容が十分とは言えないのが現状である.
 以上の背景を踏まえ,本検討では,技術基準の改訂に合わせ,港湾分野における設計・施工・維持の連携方策に関して,実際に連携不足に起因する各種問題に直面する国,民間等の担当者への幅広いヒアリング等により問題点の抽出を行うとともに,技術基準への記載により改善が見込まれる事案について検討を行い,設計,施工及び維持の技術基準の該当箇所への追記の方向性として取りまとめたものである.

【担当研究室】 港湾施工システム・保全研究室

【執 筆 者】 西岡 悟史,井山 繁,藤井 敦,宮田 正史,坂田 憲治,高野 向後



表 紙
中 扉
目 次
本 文
奥 付


全 文 2,749KB