研究成果概要


国総研資料 第 892 号

【資 料 名】 港湾域における海岸保全施設の改良・補修に着目した
断面形状・施工に関する検討

【概   要】  海岸保全施設の改良・補修工事は,今後増大していくと考えられるが,改良・補修工事は場所ごと施設ごとに制約条件が異なるため, 施設ごとに改良・補修の方法が異なる.そのため海岸保全施設の改良・補修のための技術を把握し,体系化することが難しい.そこで本研究では,港湾域における海岸保全施設の改良・補修に着目したケーススタディーを5ケース行い,それらの中で施設の断面形状や改良工法の検討,施工方法の検討を行った.検討対象の構造形式は,防潮護岸,防潮壁および海岸堤防である.各構造形式について構造物とその周囲の条件を1〜2種類設定してケーススタディーを行い, その中での検討過程から得られた知見をもとに,断面形状,改良工法,施工方法に関する留意点をまとめた.

【担当研究室】 沿岸海洋・防災研究部

【執 筆 者】 内藤 了二,淺井 正,鈴木 武



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