研究成果概要


国総研資料 第 847 号

【資 料 名】 排煙設備の規定に関する諸問題と対応方針

【概   要】  本報告は、排煙設備規定の諸問題と今後の対応方針を示すことを目的に実施した。このため、建築基準法及び消防法に於ける排煙設備規定の改正の変遷を調べ、その考え方の差異を明確にした。
 また、現行規定の問題点とその対応方針を、実験による性能確認を含めた検討によって、技術指針を提供し、さらに今後の規定見直しのための提言を行ったものである。

【担当研究室】 防火基準研究室

【執 筆 者】 山名俊男



表紙 97KB
中扉 90KB
目次 100KB
   
本文
第1章  序論 613KB  
  1.1 背景  
  1.2 研究目的  
  1.3 各章の概要  
第2章 排煙設備に関する建築基準法と消防法の規定の変遷 943KB  
  2.1 「排煙」という用語の登場から実大火災実験による検討の期間  
  2.2 建築基準法の防火規定大幅改正時での内容  
  2.3 防火総プロの成果から性能規定化前までの時期  
  2.4 性能規定化後の主な改正  
第3章  建築基準法と消防法による排煙設備規定の違いについて 652KB  
  3.1 建築基準法の排煙設備規定について  
  3.2 消防法による排煙設備規定について  
  3.3 建築排煙と消防排煙の排煙設備規定の設置要求対象建物  
  3.4 排煙設備の設置対象空間  
第4章  現行排煙設備規定の問題点と対応方針 2,147KB
  4.1 現行排煙規定の問題点
  4.2 排煙風道の基準について  
  4.3 旧38条認定加圧防排煙建物の既不適格への対応について  
  4.4 告示加圧防排煙方式における圧力調整ダンパーの設置問題について  
  4.5 空調兼用排煙システムの取り扱いについて  
  4.6 告示第1437号特殊な排煙設備(押出し排煙)の取り扱いに  
     ついて  
  4.7 付室等の消防活動拠点における煙制御方式の不整合問題  
第5章  排煙設備規定の再構築に向けて 958KB
  5.1 煙制御の目的
  5.2 排煙設備規定の再構築  
  5.3 煙制御の役割を基にした排煙設備の性能規定化  
第6章  結論 611KB
   
添付資料 付室加圧煙制御システム設計ガイドライン(案) 744KB
   
奥付 76KB  
   
全文 3,195KB