研究成果資料


国総研資料 第 782 号

【資 料 名】 東京湾における津波来襲時での避難水域規模推計に関する研究

【概   要】  東北地方太平洋地震による津波の来襲により東京湾では安全な避泊ができない状態ではなかったものの,湾内において錨泊船舶の密集した水域が非常に多く生じた.
 このため,今後予想される巨大地震による津波に対応するために東京湾での避難水域整備の必要性が強く認識された.
 しかしながら,こうした避難水域整備に関する知見がほぼ全く無く,特に津波来襲時での避難水域規模の推計が確立されていない.
 したがって,本研究ではその推計手法を示すとともに推計を実施した.具体的には,2011 3/11津波来襲時の東京湾での実態を船舶動静の観点から分析し,その分析結果を踏まえて避難水域規模推計の考え方を示し,東京湾での規模及び配置を検討した.

【担当研究室】 港湾計画研究室

【執 筆 者】 安部 智久,野口 孝俊,内藤 裕之,谷本 剛,高橋 宏直



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