研究成果概要


国総研資料 第 596 号

【資 料 名】 路面排水の水質に関する報告

【概   要】  本資料は、路面排水に含まれる化学物質の把握及び排出源を明らかにすることを目的とし、路面排水の水質調査及び排出源・対策の検討結果を整理したものである。まず、既往文献や関係機関へのヒアリング調査から路面排水に含まれている可能性のある化学物質を推定し、実道路における路面排水の調査を行った。路面排水調査の結果、比較的高濃度であった化学物質に着目して、1)首都圏の広域的にわたる調査、2)年間を通じた調査、3)道路条件の違いによる調査を行った。路面排水中の化学物質は、目安となる基準等に照らし合わせても問題のないレベルと考えられた。また、道路製品の曝露試験や路面排水等の同位体分析を行い、化学物質の排出源の検討を行った。さらに、対策として、路面清掃により環境負荷を低減できることが確認できた。

【担当研究室】 道路環境研究室

【執 筆 者】 曽根真理,瀧本真理,木村恵子,小柴剛,井上隆司,並河良治



表 紙 11KB
中 扉 130KB
まえがき 111KB
目 次 98KB
概 要 215KB
本 文
 第1章 調査の背景と目的 786KB
 第2章 既往の調査研究 237KB
 第3章 路面排水に含まれる化学物質の調査 857KB
 第4章 路面排水に含まれる亜鉛・鉛の調査 1,626KB
 第5章 亜鉛の排出源の検討 497KB
 第6章 対策の方向性に関する調査検討 1,490KB
 第7章 本研究のまとめ 92KB
資料編 1,572KB
あとがき 94KB
奥 付 20KB


全 文 5,822KB