研究成果概要


国総研資料 第 575 号

【資 料 名】 輸送貨物の価値に着目した貨物流動分析の基礎データ(貨物ODデータ)の構築手法
−物流分析基盤の構築−

【概   要】 これまでの道路計画においては,増大する交通需要に対応するための道路の量的拡大に重きがおかれていたため,交通の“量”が重要な指標となっていた.しかし,成熟期を迎えてある程度充足した道路ネットワークを確保した我が国においては,交通の量のみでなく,交通の“質”にも着目して道路計画を行うことが重要になってくると考える.国総研では,交通の質を表す指標の一つとして輸送貨物の価値に着目し,道路ネットワーク上の貨物流動を推計するシステム(物流分析基盤)の構築を進めている.今回,物流分析基盤の基礎データとなる「貨物ODデータ」を構築したので,本稿によりデータの構築手法及び構築したデータの概要等について報告する.

【担当研究室】 道路研究室

【執 筆 者】 関谷浩孝,小林正憲,上坂克巳,古川誠,奥谷正,南部浩之,柴崎隆一



表 紙 644KB
中 扉 392KB
目 次 141KB
本 文 949KB
参考資料 13,069KB
付 録 1,892KB
奥 付 644KB


全 文 15,371KB