研究成果概要


国総研資料 第 199 号

【資 料 名】 我が国製造業を支援するための港湾ロジスティクスハブのあり方に関する検討

【概   要】 グローバル経済下において,企業は様々な戦略で競争力の強化を図っており,世界規模での最適立地を図りつつ,顧客満足の向上をめざしている。このためのマネジメント手法として,企業はサプライチェインマネジメント(SCM)等のグローバルロジスティクス戦略の導入を図っている。しかしこの結果,我が国企業の生産拠点はアジア地域内で分散し物流が複雑化する中で,より高い水準の物流サービス(輸送リードタイム削減,輸送頻度増大,価値付加機能等)を必要とするという困難に直面している。
国際物流拠点である港湾はその立地を生かし,ロジスティクスハブとして機能することで,このような問題を軽減し製造業のグローバルロジスティクス戦略を支援する可能性を有している。本資料では港湾ロジスティクスハブに求められる機能を抽出し,アンケート調査等によりグローバルロジスティクス戦略の実態や実際の企業ニーズを踏まえた上で,我が国製造業企業の競争力強化を支援するための港湾ロジスティクスハブ戦略等について考察を行った。

【担当研究室】 港湾計画研究室

【執 筆 者】 安部智久,寺田浩祐



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中 扉   74KB
目 次   35KB
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