研究成果概要


国総研資料 第 189 号

【資 料 名】 空港整備による経済効果計測システムの開発

【概   要】 我が国の 公共事業評価には費用対効果分析が一般的に用いられている。近年,財政が逼迫する中で, 公共事業については効率的な実施及び透明性の一層の確保が重要な課題とされているため, 費用便益分析の重要性については論を待たない。
一方,費用便益分析とは別に,空港整 備に伴う経済効果の算出についても,重要な要素として論じられることがある。しかし,「経済効 果」と「便益」の違いを把握していないことによる誤解が多い。                                                                                                    本稿では,実務者の理解を助けるため,まず「便益」と「経済効果」の定義・違いについて整理する。すなわち経済効果としての数字の表す意味を明確にする。さらに実務で使用されることを鑑み,操作性と汎用性に重点を置き,産業連関分析に基づいた空港整備による経済効果計測システムを開発する。

【担当研究室】 空港計画研究室

【執 筆 者】 杉村佳寿,石倉智樹,石井正樹



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中 扉 64KB
目 次 34KB
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