研究成果概要


国総研資料 第 2 号

【資 料 名】 沿道市街地における道路交通騒音の予測・評価方法に関する研究

【概   要】  騒音に係る環境基準が改定され,道路に面する地域の環境基準の達成状況の評価は,基準値を超過する住居等の戸数および割合を把握して行うことが示された。したがって,沿道市街地における道路交通騒音を広域的に予測・評価する方法の必要性が高まっている。本研究では,幹線道路に面した市街地における区間平均等価騒音レベルの計算方法を提案した。これらの方法は,市街地を道路に直面した建物列とその背後の建物群に大別してモデル化し,建物群の空隙を伝搬する音と建物群の上方を伝搬する音の寄与を合成して区間平均等価騒音レベルを算出するものである。さらに,平面道路を対象とした2つの簡易式についても提案した。これらの計算方法の妥当性は,現地調査及び模型実験の結果との比較により明らかにされた。

【担当研究室】 道路環境研究室

【執 筆 者】 上坂克巳,木村健治,並河良治,大西博文



表 紙 312KB
中 扉 70KB
目 次 80KB
第1章 研究の背景とねらい 170KB
第2章 沿道市街地における騒音レベルの予測・評価方法 749KB
第3章 平面道路の沿道市街地における道路交通騒音の実態調査 784KB
第4章 計算方法の検証 736KB
第5章 総括
謝 辞
参考文献
207KB
【補足資料】
補1. 268KB
補2. 1,642KB
補3. 1,015KB
補4. 751KB
付属資料 4,035KB
奥 付 278KB

全 文 11,085KB