研究成果概要


国総研研究報告 第 15 号

【資 料 名】 想定地震に基づくレベル2地震動の設定手法に関する研究

【概   要】 現在,土木構造物の耐震設計においては,設計の合理化の観点から, 将来発生する地震を想定地震として特定した上で,設計地震動を設定するという方向が指向されている。しかし, 想定地震から地震動を推定する技術が確立されていないことから,実際にこのような手法が採用される事例は極 めて限定的である。設計の自由度向上のためにも,実務的な地震動推定手法の確率が急がれている。本報告は, 将来発生する可能性のある地震を想定して震源モデルを設定し,その震源モデルをもとに地震動を推定する手法を 提案したものである。また,その手法に基づくレベル2地震動の試算を行った結果を示している。

【担当研究室】 地震防災研究室

【執 筆 者】 片岡正次郎,日下部毅明,村越潤,田村敬一



表 紙 27KB
中 扉 65KB
まえがき 72KB
目 次 41KB
1.緒 言 220KB
2.レベル2地震動設定の基本方針 105KB
3.想定地震に基づく地震動の推定手法 745KB
4.レベル2地震動の試算 994KB
5.まとめと今後の課題 291KB
奥 付 14KB


全 文 2,444KB