研究成果概要


国総研プロジェクト研究報告 第 46 号

【資 料 名】 沿岸域の統合的管理による港湾環境の保全・再生に関する研究

【概   要】  海の再生プロジェクトのさらなる推進,次期再生行動計画の策定を支援するためには,統合的な沿岸域管理による,多様で錯綜する利害・目的を超えた連携を可能とするような“海の再生”への取り組みを進展させる技術の開発が必要である.本研究では,沿岸環境への理解・環境情報の共有促進を図る手法,海の環境の特性を反映した問題解決プロセス改善のための手法,および海の再生活動の効果を総合的に評価する実用的な手法について検討を行った.その結果,市民参加型の調査を実施してその経験知をとりまとめることができた.また,統合的な沿岸域管理において重視すべき考え方が明らかになった.さらに,港湾構造物の付着生物やマハゼを使った海の環境評価の実施により,沿岸域環境を総合的に評価する実用的な指標や手法を提示できた.

【プロジェクトリーダー】 沿岸海洋・防災研究部長



表紙  
中扉  
目次  
本文  
1. はじめに  
  1.1 研究の背景と目的  
  1.2 研究内容・目指すアウトプット  
  1.3 研究体制  
2. 研究成果  
  2.1 沿岸環境の理解・環境情報の共有促進を図るマップおよび手法の開発
  2.2 海の環境の特性を反映した問題解決にむけた方向性の検討
  2.3 海の再生活動の効果を総合的に評価する実用的な手法の開発
3. おわりに
謝辞
奥付  
   
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