【資 料 名】 |
快適に憩える美しい東京湾の形成に関する研究 |
【概 要】 | 海浜・河口域さらにその周辺を含む沿岸域は,生活,アメニティ,自然とのふれあい,生物多様性確保の場および水質浄化の場として,近年,国民に強く意識されるようになってきた.特に,東京湾沿岸では,水際線の自然環境の多くが失われた結果,その保全・再生が強く望まれている.改正された河川法・海岸法・港湾法では,「環境の整備と保全」や「環境配慮」の方針が明示された.また,内閣は「自然と共生した都市や国土の形成」を打ち出し,都市再生プロジェクトとしてまず東京湾奥部について水質改善の行動計画を策定することとした.
このような背景を踏まえて,「背後都市の市民が快適に憩え,多様な生物を涵養する生息場があり,健全な物質循環が保たれている東京湾の形成」を目標として,東京湾の総合的な環境管理施策の提言にむけて本研究を実施した. |
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