<企画部>

ダム計画官 平成10年度に実施した調査・試験・研究の成果の概要


ダムの型式規模の決定方法に関する調査

研究期間:昭47〜
担当者 :(ダム計画官)平野令緒、(地質研究室)脇坂安彦、(ダム構造研究室)永山 功、(フィルダム研究室)吉田 等、(水工水資源研究室)柏井条介

 本研究は、全国のダムの技術指導、建設省技術研究会等を通して得られたダム及び基礎の設計・施工に関する諸課題、データを整理・分類し、効果的・効率的なダム技術の推進に資することを目的として実施している。
 なお、10年度は、設計・施工の合理化や岩級分類の適正化に関する技術指導等を行うとともに、建設省技術研究会においては、前年度より「ダム貯水池の土砂管理に関する研究」を実施しており、3カ年の中間年度として、全国のダムを対象とした堆砂状況の整理、アンケート調査、モデルダムにおける堆砂の量と質に関する現状調査を行い、既存の堆砂対策の実績及び実施上の問題点について整理を行うとともに課題解決のためのアプローチ手法について検討した。