・ |
全体が見えるロードマップの中で、国総研がやる分野のロードマップを位置づけ、足りない要因を一つ一つ消していく形が、縦割り行政の壁を破ってできてくると、
本当のマネジメントになってくる。 |
<研究活動の評価について> |
・ |
研究所の理念や使命に沿った評価と、個々の研究者が伸び
ていけるような可能性、余地、それを励ます評価と両方が必要であり、バランスの視点が非常に重要である。 |
・ |
研究活動のチェックとしては、研究レベルとしてどういう貢献をしたかと、個人がどの研究分野にどんな貢献をしたかというマトリックスとなる。マネジメントにおいては、これに関しても自己点検の仕組みが必要ではないか。 |
・ |
研究に誇りを持たせ、研究の方向付けをしっかりして、その達成度を個人の力量に合わせて評価しないと評価することは難しい。全体像をみせてやるのが研究員のモチベーションを高めることになる。交通事故死亡者数の減少などの数値目標をたてて、その達成度を励みにしていくことが重要と考える。 |
<研究活動の自己点検方法について> |
・ |
研究の実施状況について、概ね順調という自己評価をしている以上は何らかの欠点があり、
そこに改良の余地があるはずである。具体的なコメントとして資料に明示すべきである。 |
・ |
研究の実施状況の評価においては、計画段階の工程表は、
予想通りにいっているか、それ以上か、遅れているかを判断する一つのベースとして必要であり、その次の問題として、人や施設、費用、周辺技術の成熟度など、研究の成功と失敗の分
かれ道になるものについて評価していくという手法が必要である。 |
<その他>
|
・ |
国家公務員の倫理規定や会計規則など、倫理面での規程類は揃っているようだが今のもので充足しているのか、
もう一度見直して欲しい。 |
・ |
社会資本についていろいろ定義が広がっているが、どう考えればよいのかどこかで整理できないか。 |