各種資料

第1章 評価の方法等




第1章 評価の方法

1 評価の対象

 新規プロジェクト研究候補として以下2課題を評価の対象課題とした。

(事前評価)
(1)公共事業評価手法の高度化に関する研究  
(2)ヒューマンエラー抑制の観点からみた安全な道路・沿道環境のあり方に関する研究
 

2 評価の視点

 プロジェクト研究候補の評価にあたっては、必要性、効率性及び有効性の点から主に以下の3つを評価の視点とすることとした。

国総研で実施することが妥当な研究課題であるとともに、プロジェクト研究等の掲げる目標(ブレイクスルーすべき問題点等)が、技術政策課題を解決するために、適切かつ明確に設定されているか。[必要性]
研究計画や研究体制が、目標を達成するために妥当であるか。[効率性]
研究成果の、国土技術政策への反映を通じた社会への貢献の道筋が考慮されているか。[有効性]

3 研究評価委員会分科会の開催

 専門的視点からの評価を行うため、各分野の専門家で構成された国土技術政策総合研究所研究評価委員会分科会を開催することとし、第4回分科会を、平成17年2月3日に開催した。各会議の評価担当部会、会議に他部会から出席いただく委員は、国土技術政策総合研究所研究評価委員会分科会設置規則に基づき、研究評価委員会委員長により指名された。また、評価担当部会以外の委員等には事前に資料を送付し、意見をいただくこととした。

 研究評価委員会分科会は、国土技術政策総合研究所研究評価委員会分科会設置規則に基づき、以下の構成となっている。

第1部会 主査 石田 東生 筑波大学社会工学系 教授
委員 小澤 一雅 東京大学大学院新領域創成科学研究科 教授
委員 岸  由二 慶應義塾大学経済学部 教授
委員 佐伯 光昭 日本技術開発梶@代表取締役社長、社長執行役員
委員 中川  一 京都大学防災研究所 教授
委員 根本 敏則 一橋大学大学院経済研究科 教授
委員 藤田 正治 京都大学防災研究所 助教授
委員 船水 尚行 北海道大学大学院工学研究科 教授
第2部会 主査 村上 周三 慶應義塾大学理工学部 教授
委員 浅見 泰司 東京大学大学院新領域創成科学研究科 教授
委員 熊谷 良雄 筑波大学社会工学系 教授
委員 高田 光雄 京都大学大学院工学研究科 教授
委員 辻本  誠 東京理科大学総合研究所 教授
委員 野口  博 千葉大学工学部 教授
委員 桝田 佳寛 宇都宮大学工学部 教授
第3部会 主査 森杉 壽芳 東北大学大学院情報科学研究科 教授
委員 井口 典夫 青山学院大学経済学部 教授
委員 日下部 治 東京工業大学大学院理工学研究科 教授
委員 辻  幸和 群馬大学工学部 教授
委員 三村 信男 茨城大学広域環境科学教育研究センター 教授
委員 屋井 鉄雄 東京工業大学大学院総合理工学研究科 教授
(平成17年2月現在、委員は五十音順・敬称略)

 第4回分科会の評価担当部会は第1部会であり、第1部会から石田主査と岸、佐伯、根本、中川、藤田委員の各委員、第2部会から浅見委員、第3部会から井口委員に出席いただいた。 
 会議当日は、研究内容等について説明した後、主査及び各委員から意見をいただいた。また、他の部会の委員等から事前にいただいた意見も紹介された。
 
 評価結果は、他の部会の委員等から事前にいただいた意見を含め、会議における意見に基づき、主査の責任においてとりまとめられた。さらに、研究評価委員会委員長の同意を経て、国土技術政策総合研究所研究評価委員会の評価結果とされた。

4 評価結果の公表

 評価結果は、議事要旨とともに、公表することとした。