平成15年度 施策への反映事例
〔政令・省令・告示等への反映〕
反映先の法律名等(策定(改正)時期、ガイドライン等の発出元)
@反映された研究・取組、反映された内容 A他部局等との連携状況 |
≪Cの研究部・センター名の凡例≫ (環境):環境研究部 (下水):下水道研究部 (河川):河川研究部 (道路):道路研究部 (建築):建築研究部 (住宅):住宅研究部 (都市):都市研究部 (沿海):沿岸海洋研究部 (港湾):港湾研究部 (空港):空港研究部 (総政):総合技術政策研究センター (高度):高度情報化研究センター (危機):危機管理技術研究センター |
B・研究方針における7つの柱(数字)、17の技術政策課題 (丸数字)との関係 ・基になったプロジェクト研究・、基礎・基盤研究(主なもの) |
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C・主な担当者(当時) ・(連携した研究部・センター) |
@下水処理水の水質基準の処理水質毎の分類、合流式下水道から流出する汚濁負荷量の基準値の設定、下水処理施設及び汚泥処理施設の構造上の基準等について検討を行い、既設処理場の放流水質データの解析やモデル処理区における排出負荷量のシミュレーション等に基づいて、下水道施設に係る総合的かつ高度に専門的な視点に立った基準案を作成し本省を支援した。施行令は、この基準案をベースに関係部局との調整が進められ、最終的にほぼ全面的に国総研の原案が反映された。 A土木研究所、本省下水道部 |
B |
C(下水)下水道研究官 高橋正宏 (下水)下水道研究室 那須基 |
@一般の乗用車及び小型の貨物車のみが通行可能な乗用車専用道路の導入検討に当たって、走行安全性の実証実験を実施し、乗用車専用道路に関する技術基準(案)を作成し、その内容が道路構造令の一部改正に反映された。 A本省道路局 |
B小型車専用道路の構造に関する調査(H9〜10) 地域特性を活かした道路整備手法に関する調査(H10〜13) |
C(道路)道路研究室 桐山孝晴 |
@コンタクトポイントを開設し、民間等からの基準見直しの提案等を受け、ダクタイル鋳鉄の品質基準及びデッキプレートの品質基準等について技術的検討を行い、それをもとに基準見直しの原案作成を行った。 A本省住宅局、建築研究所 |
B政策技術の企画・立案、技術基準策定等に必要な基礎的技術情報の収集と技術的課題の分析(H15) |
C(建築)基準認証システム研究室 楠田勝彦 |
@旧建設省建築研究所時代の日米共同研究を始めとして、RM造に関する五層架構実験及び要素性能評価に関する研究を行い、その成果に基づき基準の原案作成等を行った。 A本省住宅局、建築研究所 |
B |
C(危機)建築災害対策研究官 上之薗隆志 (住宅)住宅生産研究室長 長谷川直司 |
@鉄筋コンクリート組積体、鉄線について技術的検討を行い、基準改正原案を作成した。 A本省住宅局、建築研究所 |
B政策技術の企画・立案、技術基準策定等に必要な基礎的技術情報の収集と技術的課題の分析(H15) |
C(建築)構造基準研究室長 河合直人 |
@鉄骨造のボルト接合について技術的検討を行い、基準改正原案を作成した。 A本省住宅局、建築研究所 |
B政策技術の企画・立案、技術基準策定等に必要な基礎的技術情報の収集と技術的課題の分析(H15) |
C(建築)構造基準研究室長 河合直人 |
@大臣認定を受ける鋼材の接合、仕口・継手、高力ボルト接合について技術的検討を行い、基準改正原案を作成した。 A本省住宅局、建築研究所 |
B政策技術の企画・立案、技術基準策定等に必要な基礎的技術情報の収集と技術的課題の分析(H15) |
C(建築)構造基準研究室長 河合直人 |
@針葉樹等の含水率について技術的検討を行い、基準改正原案を作成した。 A本省住宅局、建築研究所 |
B政策技術の企画・立案、技術基準策定等に必要な基礎的技術情報の収集と技術的課題の分析(H15) |
C(建築)構造基準研究室長 河合直人 |
@製材の耐火試験に基づき火災時の残余耐力と炭化深さの関係を集成材のそれと比較して、燃え代設計について技術的検討を行い、基準改正原案を作成した。 A本省住宅局、建築研究所 |
B政策技術の企画・立案、技術基準策定等に必要な基礎的技術情報の収集と技術的課題の分析(H15) |
C(危機)防火基準研究室長 萩原一郎 |
@港湾施設の維持改修・更新費の将来推計に関する研究の成果により、維持補修に関する事業基準の明確化と事業範囲の見直しを目的とした施行令改正の必要性の明確化に寄与し、改正案の内容(港湾法施行令第17条の2(管理委託の手続)の個別項目の設定)に反映された。 A本省港湾局 |
B |
C(港湾)港湾計画研究室長 高橋宏直 |