平成２７年度最優秀賞は、以下の２作品です。各作品について、審査員より講評を頂きました。
ゴールデン・ブリッジ
手代木南小学校 小野 寺翼 さん
＜製作者の作品アピール＞
車が通るゆか面に三角形のボール紙をしきつめて強くしました。
＜審査員の講評＞
全体的にむだのない構成。特に橋の両側の断面のとがった三角形は強度的効果大で、今までの作品中で初出であった。
新並木大橋
並木小学校 清遠 優太 さん
＜製作者の作品アピール＞
たこ糸を使ってななめに張りました。仕上がりがきれいになるように両面テープを使いました。
＜審査員の講評＞
主塔（しゅとう）が中央で交差する特異な斜張橋（しゃちょうきょう）。長い橋では無理であるが、大通り入口のシンボルとしての歩道橋の効果は大。
平成２７年度構造デザイン賞は、以下の６作品です。作品について、審査員より講評を頂きました。
さんだばし
島名小学校 小久保 綾人さん
＜審査員の講評＞
3枚の板を重ねた構造とすることで強い橋になっています。シンプルながら構造的に理にかなった橋です。
ねこのつりばし
茎崎第一小学校 東 快龍さん
＜審査員の講評＞
中央部をつり上げることにより、橋がはね上がる非常に楽しい橋です。橋の下をぎざぎざの構造とすることで強い橋になっています。
カラフル橋
小野川小学校 西澤 諒さん
＜審査員の講評＞
トラスとケーブルと星形のかざりがうまく調和した非常に美しい橋です。橋の下に桁（けた）を並べることで強い橋になっています。
未来へつなぐ、宝の橋
手代木南小学校 服部 千鶴 さん
＜審査員の講評＞
三角形状や格子構造などの構造上の特性をうまく活かしがんじょうに仕上がり、とてもカラフルです。
トライアングルアーチ
桜南小学校 大塚 彩月 さん
＜審査員の講評＞
三角形状とアーチ構造とを上手に組み合わせて、見た目に楽しくかつ安定した仕上がりと成っています。
富士山（逆さ富士）
桜南小学校 星野 愛 さん
＜審査員の講評＞
富士山と逆さ富士の姿をアーチ構造とすることでとても強い仕上がりとなっています。ゆかの構造にも工夫が見られます。
平成２７年度美術デザイン賞は、以下の５作品です。各作品について、審査員より講評を頂きました。
つくばの自然と近未来のブリッヂ
竹園東小学校 堀越 愛穂 さん
＜審査員の講評＞
ていねいに編みこまれたゆるやかな曲線が、カーニバルの入口をくぐるような心がおどる、はなやかさを感じさせます。
サンセットブリッジ
栗原小学校 坂野 遙人 さん
＜審査員の講評＞
いさぎよさを感じるほどのシンプルな造形に目を引かれます。テーマの夕焼け色に映える白の２色が美しい。
川にかかる川の橋
吾妻小学校 上山 眞澄さん
＜審査員の講評＞
強固な構造を感じさせない造形。自然の環境（かんきょう）の中にとけこむ存在感。発想と波形の造形が目を引きました。
新聞とんねるの橋
春日小学校 篠崎 瑛介 さん
＜審査員の講評＞
英字新聞を丸めて重ねた姿は、まるでヨーロッパの現代アートのオブジェ。美術館の広場に展示させてみたい。
和風の橋
要小学校 澤辺 梓 さん
＜審査員の講評＞
まさに和モダン。橋の両側に日本の伝統的な模様を配し、京の街に入りこむような不思議な感覚を覚えます。
平成２７年度努力賞は、以下の５作品です。作品について、審査員より講評を頂きました。
クレーンブリッチ
前野小学校 仁林 哲也 さん
＜審査員の講評＞
黄色とオレンジ色の三角形をいくつも見つけたくなります。わたる人の気持ちが明るくなるような作品です。
レインボウピープルブリッチでぼくもブリッチ
真瀬小学校 高橋 希光 さん
＜審査員の講評＞
老若男女で未来へつなぐ素敵な橋ができました。思わず作者もブリッジしたくなる気持ちが伝わってきます。
リアルレインボーブリッジ
谷田部南小学校 島田 真悟 さん
＜審査員の講評＞
手のこんだ麻（あさ）の葉的な模様が、雲の上にかかるにじの橋に合っています。大きなスケールを感じます。
さくら橋
手代木南小学校 佐藤 曜 さん
＜審査員の講評＞
春を想像させる、美しい太鼓橋（たいこばし）ができました。かわいい桜が、おどるようにいっしょにわたってくれるようです。
七色のきらきら橋
春日小学校 森田 英さん
＜審査員の講評＞
にじの道の中に、編みこまれた線が特に目立ちます。わたった先に何が見えるのか、ドキドキするような作品です。