平成26年(2014年)・第21回

平成26年度最優秀賞は、以下の3作品です。各作品について、審査員より講評を頂きました。

にじのはし

茎崎第一小学校 助川 野乃夏 さん
<製作者の作品アピール>
階段の部分を分かり易くするために、色分けをしてしま模様にしました。
     
<審査員の講評>
六つの町からできているつくば市の表現がユニークであり、また構造的なバランスの良さが美しい。


メッシュなブリッジ

柳橋小学校 大藤 恭瑛 さん
<製作者の作品アピール>
1cmの太さに切ったボール紙の組み合わせだけで作りました。何度も交差をさせてアーチの形を作ることで強くしました。
     
<審査員の講評>
構造的な工夫、高い表現技術、造形的な美しさ等、総合的な表現として優れている。配色も細かくていねいです。


マジックハンドブリッジ

小野川小学校 高木 葵惟さん
<製作者の作品アピール>
災害が発生したときに道路が寸断されても、簡単に橋をかけることができるコンセプトで作りました。四角柱の部品を作るボール紙の折り曲げに力が必要で苦労しました。
     
<審査員の講評>
災害時の河川に臨時に橋をわたすという発想と構造的なアイディアが優れています。わたる部分のゆかが追加されることが期待される。





平成26年度構造デザイン賞は、以下の5作品です。作品について、審査員より講評を頂きました。

ポンポン♪トントン♪マリンバ橋

要小学校 上原 優奈さん
     
<審査員の講評>
箱型にした桁(けた)を2つ使うことで強い橋になっています。ゆか面は歩くたびに音が出そうな楽しいデザインで、マレットの親柱もよいアクセントです。


ネイチャーブリッジ

要小学校 橋本 美月さん
  
  
<審査員の講評>
橋の床面はとてもうすいのですが、1kgを十分支えることが出来ます。蜂(はち)の巣のように六角形を並べてゆか面を作っているのが秘密です。


シンプルブリッチ

茎崎第一小学校 倉持 光太郎 さん
     
<審査員の講評>
橋の下に卵形の構造を並べ、荷重をうまく分散させています。シンプルながら、構造的に理にかなった橋です。


つくば山橋

吾妻小学校 野村 隆晃 さん
     
<審査員の講評>
つくば山を立体的なトラス構造で見事に作り出しています。ゆか面も三角形にすることで丈夫な橋になっています。


にじのはし

小田小学校 山田 一花 さん
     
<審査員の講評>
にじを色あざやかなケーブルで表現した斜張橋(しゃちょうきょう)です。きれいに作られたI型のわたる方向の部品やL型の横方向の部品などと相まって強い橋になっています。





平成26年度美術デザイン賞は、以下の5作品です。各作品について、審査員より講評を頂きました。

未来にはばたくちょう

沼崎小学校 岡本 華怜 さん
     
<審査員の講評>
黒いちょうの橋、思い切った発想ですね。切りぬきもていねいな仕上げで、まさにステンドグラスのようなあざやかな作品です。


おすし橋

春日小学校 池上 大起さん
     
<審査員の講評>
ヨーロッパのモダンアートを見るような形と色使いです。一枚の紙を折りこんでつくった曲線美がとても美しいです。


赤い富士山橋

竹園東小学校 飯島 佳規さん
     
<審査員の講評>
富士山を赤一色で表現しようとした集中力を感じます。シンプルで強い、ケーブルの三つ編みが個性的ですね。


三角形の橋

筑波小学校 飯塚 太一 さん
     
<審査員の講評>
三角形にこだわった全体の造形と白と青だけの2色使いに強い思いを感じ、洗練された美しさは都会に似合いますね。


レインボーアニマルブリッジ

小田小学校 井上 翔太さん
     
<審査員の講評>
作成意図の楽しさが伝わってきます。安全性も考えた構造、細部まできちんと色をぬった仕上げなどが素晴らしいです。





平成26年度努力賞は、以下の5作品です。作品について、審査員より講評を頂きました。

カラフル三角アーチ橋

沼崎小学校 高堀 佑紀 さん
     
<審査員の講評>
きちんと積み上げたカラフルな三角形は、強いだけでなくとても美しいです。裏側もていねいに作られています。


Bridge Castle-like(お城のような橋)

沼崎小学校 大塚 尋翔 さん
     
<審査員の講評>
橋の両側にある折り紙のような家。2階の窓から顔を出し楽しく話せるような、思わず笑顔になれる橋です。


鉄の橋

沼崎小学校 谷田部 悠都 さん
     
<審査員の講評>
1枚の紙をていねいに切りぬいて柱の部分を作っています。赤と青と白のシンプルな色使いもとてもスマートです。


クロス橋

春日小学校 貝淵 まひる さん
     
<審査員の講評>
紙の角を丸めたりたこ糸をていねいに通したりするなど、強度を増す工夫があります。真っ白な色も印象的です。


手と手で輪

吾妻小学校 中里 友南さん
     
<審査員の講評>
五輪の丸い部分がしっかりしています。手と手で輪を支える姿が日本の未来を表しているような感じがします。